忙しい花嫁 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.24
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本棚登録 : 247
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041497388

作品紹介・あらすじ

この物語のヒロイン、塚川亜由美。私立大の文学部に通う二年生、少々あわてんぼうの19歳の娘である。彼女はクラブ活動の先輩・田村の結婚披露宴に招かれたが、どうも様子がおかしいのだ。花婿の田村は暗い顔をしているし、その上、当の田村が「そっくりだが、花嫁は別の女だ」と謎の一言を残し、ヨーロッパへ、ハネムーンに旅立った。その後、田村は行方不明に…。そして第一の殺人が-。サスペンスあふれる長編ユーモア推理。

感想・レビュー・書評

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  • 恋愛小説とおもったんけど、推理小説だった

  • 大好きな花嫁シリーズ、一巻目を読んでいなかったので。
    いつもの常連メンツが、最初こういうふうに登場してきたんだなぁと思うとともに、谷山(だっけ?)助教授が出てこないところで犯人がピンときてしまった。個人的に驚きなのが、聡子が重量級(失礼!)だということ。スリムな女の子のイメージだったので驚きだった。

  • 2018.3.11読了
    ☆3.5
    軽快なタッチでテンポよく展開していき、とても読みやすかった。
    重い作品の合間に読むのにちょうど良い作品。
    軽い感じで終わるのかと思いきや、終盤何人かの人が死んでいき意外な展開だった。

  • 手元にあるのは表紙カバーが違う。この頃の他の角川の赤川本同様、及川さんのイラスト。
    次に整理する時には手放すかも。

    挟まっていた栞がものすごく若い所ジョージだった。

  • この物語のヒロイン、塚川亜由美。私立大の文学部に通う二年生、少々あわてんぼうの19歳の娘である。彼女はクラブ活動の先輩・田村の結婚披露宴に招かれたが、どうも様子がおかしいのだ。花婿の田村は暗い顔をしているし、その上、当の田村が「そっくりだが、花嫁は別の女だ」と謎の一言を残し、ヨーロッパへ、ハネムーンに旅立った。その後、田村は行方不明に…。そして第一の殺人が―。サスペンスあふれる長編ユーモア推理。

  • 2013/12/26

  • 7月の5冊目。今年の95冊目。

    初赤川次郎。花嫁シリーズと題されるもの。いやー読みやすさは抜群だったね。最近速読するつもりはないのだけれど、精読とか熟読とかいうスピードで本は、特に小説は読んでいない。そこに、こんくらい読みやすいのがあると、めちゃくちゃ速く読んでしまう。

    まぁ初版が昭和61年とかなり古いので、当時としては、おそらくかなり論理的に思えるのかもしれない。解説にも「本格」とか書いてあったしね。ただ、現代の傾向としては、やはり読者にも等しくヒントが与えられるし、その動機も本を読めば導き出される、というものがあると思うので、そういう意味ではあまり僕は好きじゃなかった。まぁそれは好みにもよると思うし、何よりこの本の読みやすさは好きだけどね。

  • 初対面でちぐはぐの、主人公と刑事とドンファン。

    ちぐはぐさが、いかにも「花嫁」シリーズらしくてよい。

    なぜドンファンが、実家に帰らなかったのかの説明がないところもよい。

    不完全さの齎す美どでもいおうか。

    母親のあいまいな性格も興味深い。

    これからの無謀な道筋を予感させるような第一弾。

    こんなに不安定な始まりがかつてあっただろうか。

    興味深さから星5つ。

  • 《花嫁シリーズ第1弾》
    この物語のヒロイン、塚川亜由美。私立大の文学部に通う二年生、少々あわてんぼうの19歳の娘である。彼女はクラブ活動の先輩・田村の結婚披露宴に招かれたが、どうも様子がおかしいのだ。花婿の田村は暗い顔をしているし、その上、当の田村が「そっくりだが、花嫁は別の女だ」と謎の一言を残し、ヨーロッパへ、ハネムーンに旅立った。その後、田村は行方不明に…。そして第一の殺人が―。サスペンスあふれる長編ユーモア推理。

  • 長編だから仕方ないのかもしれんけど、いらないエピソードが多くて、ダラダラしてた。あと途中で犯人が読めた。主人公はドン・ファンとこんな風に出会ったんだなー。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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