こちら、団地探偵局 (角川文庫 緑 497-39)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041497395

作品紹介・あらすじ

毎日が退屈で死にそうになっている団地の主婦政子が、高校以来の友人並子に再会したのは団地の公園だった。並子は学生時代、美貌・才知・人柄の三拍子揃った才媛であったが、二歳の男児を持つ現在もちっともかわらず若々しい。その秘密は、何と内職がわりに私立探偵をやることだった!早速、政子は日頃気がかりな事態を相談した。政子のおむかいの奥さんは、何だか二人いるみたい…。いつのまにやらワトソン役を引受けさせられた政子と、団地の名探偵並子の活躍ぶりは?長編ユーモア・ミステリー。

感想・レビュー・書評

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  • 美貌・才知・人柄と三拍子揃った子持ち主婦並子が内職がわりに私立探偵に。学生時代の友人政子をワトソン代わりに、団地の名探偵の活躍ぶりは? 長編ユーモア・ミステリー。

  • すごい軽い感じです、スラスラサラサラっと読めました。 これが本当のライトミステリ。続きがあって買ってあるんですが、しばらく積読になりそうです。犯人がわかるというよりも、わかったあとの読後感がイマイチ後味悪い… 個人的に団地が好きなのと、竜介が可愛かったのが救い&癒しだったかな。 赤川次郎の別ミステリのほうが良かったな〜

  • 子どものある専業主婦の並子と,子供がいない専業主婦の政子が,団地で久しぶりに合う。
    2人は学生時代の友人で,並子は小規模な何でも屋のような探偵を副業にしているという。

    ホームズの並子に対して,ワトソン役を政子が始める。

    次々に持ち込まれる難題を,並子があざやかに方向性を示し,
    政子を子守りやら,調査やらにこきつかう。

    痛快探偵物語。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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