夢から醒めた夢 冒険配達ノート (角川文庫)

  • 角川書店 (1988年8月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (144ページ) / ISBN・EAN: 9784041497548

作品紹介・あらすじ

ある日、遊園地のお化け屋敷に迷い込んだ少女ピコタンは、女の子の幽霊に頼まれて入れかわる。愛、夢、友情、冒険に満ちた最高のファンタジー。いつまでも優しい気持ちを失わない、大人と子供へ。

みんなの感想まとめ

心躍る冒険とファンタジーが織りなす物語で、主人公のピコタンが体験する不思議な出来事が魅力的です。読者はスムーズに物語に入り込むことができ、絵が添えられたことで一層楽しさが増しています。子供の頃の思い出...

感想・レビュー・書評

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  • 好奇心いっぱいの元気な女の子・ピコタンと、もう一度だけママに会いたいと願う幽霊の女の子のお話。

    先に劇団四季のミュージカル版に触れてから(と言うか死ぬほど感動してから)原作を読んだパターン。今回、十数年ぶりに再読しました。
    原作には霊界空港もエンジェルもデビルもメソも、更には夢の配達人のおじさんすらも登場しないんですが、その分テーマが明快で、この潔さがすごく好きです。

    「ピコタンのいちばんうれしかったことといったら――人を信じて、それに相手がこたえてくれたことだろう」(本文より)

    そうなんですよね~、後先考えずに幽霊との一日交替を買って出るピコタンを嘲笑するのは、他人を信じられない、つまり裏切ったり裏切られたりした事のある大人なんですよね~。だからまだ9歳のピコタンにしたり顔で「そんなに簡単に他人を信用するなんてバカだな」って言うんだけど、本当は、簡単に他人を信用できる(=信用に足る相手に出会える)ことの素晴らしさなんて誰でも分かっているというか、むしろ大人だからこそその尊さを思い知っているんだよな~。

    相手の境遇に心から同情し、且つ自分に置き換えて考える想像力と思いやりを持った少女。そんな彼女からの信頼に全力でこたえた、芯の強いもうひとりの少女。
    2人のたった1日だけの邂逅に、「人生意気に感ず」ってほんとこういう事だよね、と感じ入りました。

  • とても読みさすかったし絆の話もても面白かった

  • スーッと物語に入れてサクッと読めた。
    絵もあってファンタジーな世界観が面白かった。

  • 子供の頃に読んで、とても好きだった物語。
    大人になってから読んでもやっぱり心躍る物語です。

    好奇心旺盛で、素直で優しいピコタンの、とっても不思議な冒険奇譚。
    ワクワクハラハラしながら読めるエンターテインメント小説だと思います。

  • 初の赤川次郎作品。
    実家より送られてきた古書の中から、選んで読んでみた。

    良い〜。
    なんというか、昭和を感じる文体が好き。
    小学生くらいの時に読んでいた本の感じを思い出す〜、、、なんか、IT要素がないからかな?現代っぽくないのが、懐かしくて、とても良い。

    それからピコタンって主人公の名前も、この本のタイトルも、もうなんとも言えず、秀逸。

    劇団四季のミュージカルにもあるのね!
    是非観てみたいです。

  • 夢の中で、霊と一日だけ入れ替わって・・ まあそんなものかなという感じ。

  • 劇団四季のミュージカルで有名な話ですね。
    原作が赤川次郎氏の作品だとは知らなかった!

  • 何年か前の子供の学芸会でこれを見て劇団四季の本物を見て、やっと原作を読み終わりました。お芝居の方のわちゃわちゃした感じも大好きだけど、原作の方はシンプルで味わい深いです。

  • なんと絵本です。1日だけ幽霊になってみよう。幽霊になったからこそわかる生きることの素晴らしさ。

  • 大好きな劇団四季のミュージカルの原作本。
    推理系のイメージが強い赤川次郎の作品っぽくない。

    ミュージカルよく見てたから、その上で読むと何か物足りないかな。

    逆だと、ミュージカルに感動出来ると思う。

  • タイトルに聞き覚えあったが、劇団四季ミュージカルか。
    とにかくタイトルが秀逸。

  • うちにも冒険を届けにきていいんだよ、おじさん・・・

  • 短いけれど、なかなか良いお話ですね。タイトルは知っていたけれど読んだことはなかった。これは小学校高学年が学芸会の劇の題材にすることが多いらしい。いま、小学校で赤川次郎は良く読まれています。

  • ★あらすじ★
    ある日、遊園地のお化け屋敷に迷い込んだピコタンは、同い年ぐらいの女の子の幽霊に自分と入れかわってくれと頼まれて、あの世へ――。この世とあの世、生と死の世界の垣根を跳びこえて、両方を見渡したとき、ピコタンが初めて知った愛、友情。ピコタンは、この世にまた戻ることができるのかな。

  • 昔の作品らしいですが、とあるテレビ番組で読むきっかけに。

    私は好きな絵本です。

  • 母と劇団四季を見に行くので再読。懐かしかった。ミュージカル楽しみ✨

  • 赤川次郎を好きになったきっかけの本。
    北見隆の絵が素晴らしいし、引き込まれる。赤川次郎のドリーミーな世界は計り知れないと小学生ながら思った。

  • 個性的な女の子、ピコタンはいつも冒険したいとの夢を持つ快活な子。全く正反対の世界から一点を見つめると,普段は当たり前だったことが違って見えてくる。家族、友情、愛する、愛されるってことがこんなに素敵な事なんだってことを経験するのです。
     闇の中の小さな光に安心するように、極寒のなかの小さな灯火がこの上なく温かい様に、別の方向から物事を見つめてはじめて気づくことがあるのですね。私もこんな物事の捉え方をしていきたい。

  • 幽霊と約束する。
    母に合って来たいので,交代して欲しいといわれ。
    素直に信じて交代するが,
    相手の母は手放そうとしない。

    結末は詩的に。赤川次郎の家族愛を題材にした絵本。
    北見隆の不思議絵がよく似合う。

  • ミュージカルになっていることを後になって知りました。そして、昔はこの挿絵がとても怖かったのを覚えています(笑)小学生ならではの感動があったように思います。また読み直したいです。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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