夢から醒めた夢 冒険配達ノート (角川文庫)

著者 : 赤川次郎
  • KADOKAWA (1988年8月26日発売)
3.62
  • (18)
  • (26)
  • (47)
  • (2)
  • (1)
  • 本棚登録 :231
  • レビュー :28
  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041497548

夢から醒めた夢 冒険配達ノート (角川文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 好奇心いっぱいの元気な女の子・ピコタンと、もう一度だけママに会いたいと願う幽霊の女の子のお話。

    先に劇団四季のミュージカル版に触れてから(と言うか死ぬほど感動してから)原作を読んだパターン。今回、十数年ぶりに再読しました。
    原作には霊界空港もエンジェルもデビルもメソも、更には夢の配達人のおじさんすらも登場しないんですが、その分テーマが明快で、この潔さがすごく好きです。

    「ピコタンのいちばんうれしかったことといったら――人を信じて、それに相手がこたえてくれたことだろう」(本文より)

    そうなんですよね~、後先考えずに幽霊との一日交替を買って出るピコタンを嘲笑するのは、他人を信じられない、つまり裏切ったり裏切られたりした事のある大人なんですよね~。だからまだ9歳のピコタンにしたり顔で「そんなに簡単に他人を信用するなんてバカだな」って言うんだけど、本当は、簡単に他人を信用できる(=信用に足る相手に出会える)ことの素晴らしさなんて誰でも分かっているというか、むしろ大人だからこそその尊さを思い知っているんだよな~。

    相手の境遇に心から同情し、且つ自分に置き換えて考える想像力と思いやりを持った少女。そんな彼女からの信頼に全力でこたえた、芯の強いもうひとりの少女。
    2人のたった1日だけの邂逅に、「人生意気に感ず」ってほんとこういう事だよね、と感じ入りました。

  • 夢の中で、霊と一日だけ入れ替わって・・ まあそんなものかなという感じ。

  • 劇団四季のミュージカルで有名な話ですね。
    原作が赤川次郎氏の作品だとは知らなかった!

  • 何年か前の子供の学芸会でこれを見て劇団四季の本物を見て、やっと原作を読み終わりました。お芝居の方のわちゃわちゃした感じも大好きだけど、原作の方はシンプルで味わい深いです。

  • なんと絵本です。1日だけ幽霊になってみよう。幽霊になったからこそわかる生きることの素晴らしさ。

  • 大好きな劇団四季のミュージカルの原作本。
    推理系のイメージが強い赤川次郎の作品っぽくない。

    ミュージカルよく見てたから、その上で読むと何か物足りないかな。

    逆だと、ミュージカルに感動出来ると思う。

  • タイトルに聞き覚えあったが、劇団四季ミュージカルか。
    とにかくタイトルが秀逸。

  • うちにも冒険を届けにきていいんだよ、おじさん・・・

  • 短いけれど、なかなか良いお話ですね。タイトルは知っていたけれど読んだことはなかった。これは小学校高学年が学芸会の劇の題材にすることが多いらしい。いま、小学校で赤川次郎は良く読まれています。

  • ★あらすじ★
    ある日、遊園地のお化け屋敷に迷い込んだピコタンは、同い年ぐらいの女の子の幽霊に自分と入れかわってくれと頼まれて、あの世へ――。この世とあの世、生と死の世界の垣根を跳びこえて、両方を見渡したとき、ピコタンが初めて知った愛、友情。ピコタンは、この世にまた戻ることができるのかな。

全28件中 1 - 10件を表示

夢から醒めた夢 冒険配達ノート (角川文庫)のその他の作品

赤川次郎の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
東野 圭吾
宮部 みゆき
有効な右矢印 無効な右矢印

夢から醒めた夢 冒険配達ノート (角川文庫)に関連する談話室の質問

ツイートする