虹に向って走れ (角川文庫 あ 6-62)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041497623

感想・レビュー・書評

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  • 女々しいと私に散々な評価をされる
    赤川作品では年齢が増えるあのシリーズと同じ程度に
    読める作品の部類です。
    ただしやはり真相部分に「女々しい部分」はありますが。

    とにかく浮いた人物ばかり。
    そういう人ばかりなので
    比較的物語の世界へは
    入りやすいほうです。
    俳優になる少女も天才といえるアイドルですし。

    犯人は割と分かりやすいです。
    あやしーい人物が見受けられますからね。

  • 赤川次郎作品には,
    映画にしやすいもの,
    連作で毎回楽しみなもの
    読み切りで,それ以上は恐くてしりたくないもの
    などさまざまです。

    本作品は,映画が題材だが,映画にしてもいいのではと思いました。

    聰子を主人公だと考えられるだけでなく
    付き人の啓子もすごい,
    まして警官の畠中も。
    3人を主人公にしても大丈夫。

    ぜひ映画を撮ってみたい。
    撮影現場で殺人事件だけはお断りだが。

著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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