三毛猫ホームズの駈落ち (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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レビュー : 23
  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041497852

感想・レビュー・書評

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  • 三毛猫ホームズシリーズ 第5弾。

    大富豪の片岡家と山波家は先祖代々犬猿の仲。対立を続ける両家の長男・義太郎と長女・晴美が恋に落ち、駈落ちする・・・と言う「赤川版ロミオとジュリエット」的な話から始まる今作。
    時は経ち、12年後に片岡家の三男と山波家の一人息子が河原で刺し違えて死亡する事件が起き、財産を巡る奇妙な物語が動き出す…。

    冒頭、義太郎のありえない夢から始まったのかと思いきや、同名の人物の行動だったと言うところからクスクスと物語に引き込まれていった。

    黒き欲望は愛する者をも疎ましく思ってしまうと言う、悲しくもリアルな内容でもあった。

    最初の事件の意外な真実、真犯人の黒き欲望、そしてお馴染みのドタバタ劇。今回も例に漏れず、推理の楽しさも盛り込まれた読み易い作品であった。

  • 大富豪の片岡家と山波家は代々対立していた。片岡家の長男と山波家の長女が駈落ちをし、事態は泥沼化。それから12年経ち、今度は片岡家の三男と山波家の息子が刺し違えて死亡。だが、2人とも何者かに殺された疑いが浮上した。一方東京に派遣された両家の使用人は、片山義太郎と晴美を、12年前に駈落ちした義太郎と晴美だと勘違い。

  • シリーズの中でもお気に入りの部類に入ります♪
    私の場合推理うんぬんよりも、人間関係が面白いと感じました。そっか〜駈け落ちしたからってそこでめでたしめでたしじゃ無いんだな〜と初めて考えました。
    十何年とかたって、関係も変わって…未来もちゃんとあるって考えると面白かったです。

著者プロフィール

赤川 次郎(あかがわ じろう)
1948年、福岡県生まれ。76年『幽霊列車』でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。以後続々とベストセラーを刊行。
代表作「三毛猫ホームズ」シリーズ、「天使と悪魔」シリーズ、「鼠」シリーズ、『ふたり』『怪談人恋坂』『幽霊の径』『記念写真』他、著書多数。2006年、第9回日本ミステリー文学大賞受賞、16年、『東京零年』で第50回吉川英治文学賞を受賞。
執筆作は500作を超え、累計発行部数は3億を突破。メディア化された作品も数え切れない。

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