- Amazon.co.jp ・本 (434ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041497869
作品紹介・あらすじ
今日は警視庁の運動会。片山も晴美も、石津も三毛猫ホームズも今日ばかりはルンルン気分。だが、こともあろうに、脱獄囚がまぎれこみ運動会は大混乱。さあ、ホームズ、どうする?
感想・レビュー・書評
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三毛猫ホームズの初短編集。どれも読みやすく、それでいてスッキリ謎が解決して面白かった。
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中学生の時、夢中で読んだ赤川作品の一つ
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え、ここからどうやって、この厚さ持っていくの?と思ったらまさかの短編集!
いやー短くてもいい!最高!栗原課長最高!(笑) -
安定の面白さ。
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素晴らしく晴れ上がった秋空の下、今日は警視庁の運動会。あの片山義太郎も晴美も、石津も三毛猫ホームズも今日ばかりはルンルン気分。姿態も、殺人も、凶悪犯のことも忘れて誰もが楽しむ予定だった。だが、こともあろうにそこへ、脱走版画紛れ込み運動会は大混乱。その上、警官と直属上司の妻との不倫関係も暴露されて…。さあ、ホームズ、この混乱をどうさばく!? 「三毛猫ホームズ」シリーズ初めての短編傑作集。 -
今日は警視庁の運動会。片山も晴美も、石津も三毛猫ホームズも今日ばかりはルンルン気分。だが、こともあろうに、脱獄囚がまぎれこみ運動会は大混乱。さあ、ホームズ、どうする!?
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読書録「三毛猫ホームズの運動会」3
著者 赤川次郎
出版 角川文庫
P260より引用
“人間、ふと思い立って、普段は足も向けないような所へ行くと、
だいたいろくなことにならないものである。”
目次から抜粋引用
“三毛猫ホームズの運動会
三毛猫ホームズのスクープ
三毛猫ホームズのバカンス
三毛猫ホームズの温泉旅行
三毛猫ホームズの殺人展覧会”
警視庁捜査一課の刑事とその妹、そして三毛猫ホームズの3人家
族を主人公とした、短編ミステリー小説集。人気シリーズ第7弾、
シリーズ初の短編集。
運動会でおなじみの「天国と地獄」が流れる中、人気の無い体
育館の裏手で男女が抱き合っていた。二人を見ていたのは…。
(三毛猫ホームズの運動会)
上記の引用は、ある刑事が仕事の後で警察署に戻る途中、本屋
に寄り道するシーンでの一文。いつもいつも同じように行動して
いては、人は退屈に耐えられないのかもしれませんね。
哲学者・カントは、出来るだけ同じように毎日を過ごすことを好
み、一生の殆どを同じ街の中で過ごしたそうです。歴史に名を残
すような人は、退屈に耐える力が大きいのかもしれないなと思い
ました。
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三毛猫ホームズシリーズ7(=^ェ^=)名探偵の行くところ常に犯罪あり、今回は休暇中の事件をテーマにした短編集。『運動会』『スクープ』『バカンス』『温泉旅行』『殺人展覧会』収録(^O^)栗原警視の男前な一面が見られたり、今となってはお馴染みの下手くそな絵を描く趣味が初出している。ついでに、石津刑事が片山家でごはんを食べるくだりも始まっている。
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シリーズ第7段
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さくさくっと読めるので半身浴のお供にちょうどいいかも。今回も石津くんが愛らしい。ドラマだと腹黒っぽい性格ですが、原作だと非常に単純だし素直だし、一種のムードメーカーですね。晴美と微妙な距離を保持しているのがまた良いのです。そのうち結婚まで進展するのかな、この二人。お兄ちゃんが片付かないと無理か。
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