三毛猫ホームズのびっくり箱 (角川文庫 緑 497-89)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 473
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041497890

作品紹介・あらすじ

箱が人を殺したって…?なにせ密室の中で殺人が起こって、そこには死体と箱しかなかったというのだ。食べきれないほどのごちそうを期待して、パーティーに出かけた石津、片山両刑事の前に出されたのは、こんな難問だった。またまた怪事件発生!!毎度おなじみの三人と三毛猫ホームズが、家庭内の複雑な憎しみがもたらした、この事件のトリックに挑戦した。他に「三毛猫ホームズの披露宴」など6編を収録した絶好調の人気シリーズ。

感想・レビュー・書評

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  • Kindle Unlimitedを契約したので、三毛猫シリーズを読み返し。短編集でした。
    ビックリ箱のような密室で起きた殺人他。
    私はやはり物語の経過や感情などの流動がある方が好きです。すぐ読めたけど短編集は物足りない。。

  • 短編集。ホームズがどんどんレベルアップしてるような!?完全に片山は頼りきっている!でも、ホームズが大好きで読んでいるシリーズなので楽しく読みました。猫としてのホームズが好きなのでこれ以上人間離れならぬ猫離れし過ぎると読みづらくなっちゃうかも!笑

  • どの短編も面白く、普段ミステリーを読まない人、殺人が起こる話が嫌な人でも、赤川次郎のユーモアミステリーに触れてみるとその魅力に虜になると思う。

  • 自分の読書遍歴の1冊目。
    思い出補正で星4つ。

  • ふと三毛猫ホームズシリーズが読みたくなり、最近の作品と間違えて再読してしまった。しかし内容は忘れていたので良し。短編集だとよりネタの面白さが光る。

  • 箱が人を殺したって…?なにせ密室の中で殺人が起こって、そこには死体と箱しかなかったというのだ。食べきれないほどのごちそうを期待して、パーティーに出かけた石津、片山両刑事の前に出されたのは、こんな難問だった。またまた怪事件発生!!毎度おなじみの三人と三毛猫ホームズが、家庭内の複雑な憎しみがもたらした、この事件のトリックに挑戦した。他に「三毛猫ホームズの披露宴」など6編を収録した絶好調の人気シリーズ。

  • 読書録「三毛猫ホームズのびっくり箱」3

    著者 赤川次郎
    出版 角川文庫

    P187より引用
    “片山と晴美はなんとなく顔を見合わせた。そんなセリフが、東
    大出の理論物理学者の口から出て来ようとは思わなかったのであ
    る。”

     目次から抜粋引用
    “三毛猫ホームズの名演奏
     三毛猫ホームズのパニック
     三毛猫ホームズの幽霊退治
     三毛猫ホームズの宝さがし”

     警視庁捜査一課の刑事とその妹、そして三毛猫ホームズの3人家
    族を主人公とした、短編ミステリー小説集。
    人気シリーズ第9弾、全6編。
     いきなり上司の栗原から呼ばれた主人公・片山義太郎、栗原が
    持ちかけた用件はパーティーへの代理出席だったのだが…。
    (三毛猫ホームズのびっくり箱)

     上記の引用は、学者のこの世は理屈では割り切れないことがあ
    るといった発言を受けての一文。世界の全ては科学理論で説明で
    きると言い切ってしまうような学者よりも、このくらいの考えも
    持っている人のほうが、極端でなくて良いのかもしれません。

    ーーーーー

  • 「ホームズのパニック」はすごくドキドキした。ええ!?本当にそうなるのっ!って感じでビックリな展開で楽しめました。ホームズの「ニャン」がかわいい。

  • 箱が人を殺したって…?なにせ密室の中で殺人が起こって、そこには死体と箱しかなかったというのだ。食べきれないほどのごちそうを期待して、パーティーに出かけた石津、片山両刑事の前に出されたのは、こんな難問だった。またまた怪事件発生!!毎度おなじみの三人と三毛猫ホームズが、家庭内の複雑な憎しみがもたらした、この事件のトリックに挑戦した。他に「三毛猫ホームズの披露宴」など6編を収録した絶好調の人気シリーズ。

  • 赤川次郎の作品の利点が、連続解説で説明されている。

    1 女性を差別しない
    2 怒らなきゃだめだ
    3 具体的な怒り方の例を示している

    とのこと。

    本書の解説はその2で、その1は、「おやすみ テディ・ベア」
    に掲載されているとのこと。

    解説が読みたくて、本を読むことはめったにないが、
    どうしても読みたくなってしまった。

    ps.
    桑原 水菜の炎の蜃気楼は、本編は読まずに、あとがきだけを読んでいます。
    あとがきだけを集めても、本ができるのではないかと思いました。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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