- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041497951
作品紹介・あらすじ
結婚相談所〈Kブライダルセンター〉に届いた一通の脅迫状、その直後、センターのOLが殺され死体の上に花束が! 捜査のため片山兄妹はお見合いパーティへ……お馴じみ一行の大活躍。
感想・レビュー・書評
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短編集は気軽に読めてイイ。お馴染みの片山兄弟、石津、そしてホームズの活躍がギュッと凝縮されている。
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とにかく三毛猫ホームズシリーズは幼少期に読み漁った
片山刑事に晴美、石津さんと名前を見ただけで
当時熱心に読んでいた頃を思い出した
あっという間に読んじゃったけど
ちょっと難しい社会派の作品とかサイコ系とか読了して疲れたらブレイクタイム用としてちょこちょこ読んでいきたいかも
片山義太郎大好き~~~!!! -
結婚相談所〈Kブライダルセンター〉に届いた一通の脅迫状、そしてその直後、センターのOLが射殺され、死体の上には花束が。さっそく捜査に乗り出した片山兄妹は上司の指令でお見合いパーティに出席、妹・晴美を熱烈恋愛中の石津刑事も泣く泣くつき合うが、やはり頼りになるのは三毛猫ホームズ。片山が女性と二人きりになっている間に、パーティに凶悪な男が乱入するが。お馴じみの一行が今回もハラハラしながら大活躍、超人気シリーズの第15弾。
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読書録「三毛猫ホームズと愛の花束」3
著者 赤川次郎
出版 角川文庫
P51より引用
“「分かったから、早くお茶漬けを食わしてくれ」”
目次から抜粋引用
“三毛猫ホームズの名騎手
三毛猫ホームズの夜更かし
三毛猫ホームズの幽霊城主
三毛猫ホームズと愛の花束”
警視庁捜査一課の刑事とその妹、そして三毛猫ホームズの3人家
族を主人公とした、短編ミステリー小説集。
シリーズ第15弾、全4話。
ある寒さが強い二月のよる、仕事を終えて一杯やってから家路
に着いていたサラリーマンが見かけた、目を疑うものとは…。
(三毛猫ホームズの名騎手)
上記の引用は、妹に夜食のお預けを食らっている主人公の一言。
何かしょっ中お茶漬けを食べているシーンが出てくる気がするの
ですが、お茶漬けやおかゆを食べる機会が多すぎるのは、胃腸に
よろしくないと思います。まあ夜食なら仕方がないのですが。
全4編なので、短編と言うよりは中編になるのでしょうか?まあ
このへんは読む人のさじ加減だとは思いますが、多少長くても気
持ちよく読めるのは変わりません。
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短編集です。
相変わらず、ユーモアのある口調で、いろんな事件をかいていらっしゃる赤川次郎さん。今回は、馬が出てきたりしてちょっと話が突飛すぎる気もしましたが、ここまでくると一種のファンタジーだと割切るのがいいんでしょうねえ。
片山さんが妹思いだってコトは、よくつたわったんですが、一番よかったなと思ったのは、泥棒さんが濡れ衣を着せられそうになったところを、片山さんが助けるところ。
親子の愛情が、さりげなく、だけど熱烈にかいてあります。
あっさりいした口調ですが、情緒たっぷりな表現もあります。
それに、アクションシーンが、極端に少ないのも、このシリーズの特徴なんでしょうか。
それとも、赤川次郎さんの個性?
異世界ファンタジーなど、描写が重要な位置を占める作品は、結構苦手っぽい感じがする文体だなと思いました。
ちょっとばかり、物足りないかな。 -
短編集。表題作、結婚相談所におじいさんがのりこんでくる。
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死体の上に花束置くなんて、なんて悠長な…ロマンチックな犯人だろう。