カナンの試練 (角川文庫―トワイライト・サーガ)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 96
感想 : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041500163

作品紹介・あらすじ

黒髪に銀冠をとめ、肌は絖よりも白く、絹の旅衣を纒った世にも稀に美しい、パロスの闇王国の王子ゼフィール。そして彼と奇妙な運命の糸で結ばれた、草原の国トルースの公子ヴァン・カルス。ジェイナスの許しを請うために、二人の旅は果てしなく続く。三千年の昔に栄えていたカラクダイの古代帝国の廃都"カナン"に封じられた謎を巡って展開される美しくも妖しい幾多もの神秘。異形の者たちが蠢く未知の次元に、彼等はいったい何を見るのか-。現代の語り部が豊かなイマジネーションで紡ぎだす、剣と魔法の物語。

感想・レビュー・書評

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  • 1986(昭和61)年発行、角川書店の角川文庫。5編。こちらは政治物はなく、魔道具に怪しげな人物が全開。ルカの灰色狼は動物との交流ものですが。『リリス』の猫族の娘が何の脈略もなく殺される話はある意味とてつもなく恐ろしい。『カナンの試練』『死者の珠』掲載箇所は離れてるが続きもの。一番怪しい世界。若干ご都合よく動くような気もしますが、舞台といい、登場人物といい怪しさ満点。世界観にどっぷりつかって楽しめます。

    収録作:『リリス』、『カナンの試練』、『ルカの灰色狼』、『迷路島』、『死者の珠』。 あとがき:あとがき(1986(昭和61)年5月31日付け)。 1984(昭和59)年発行の光風社の単行本にはあとがきはない。

  • 内容
    黒髪に銀冠をとめ、肌は絖よりも白く、絹の旅衣を纒った世にも稀に美しい、パロスの闇王国の王子ゼフィール。そして彼と奇妙な運命の糸で結ばれた、草原の国トルースの公子ヴァン・カルス。ジェイナスの許しを請うために、二人の旅は果てしなく続く。三千年の昔に栄えていたカラクダイの古代帝国の廃都“カナン”に封じられた謎を巡って展開される美しくも妖しい幾多もの神秘。異形の者たちが蠢く未知の次元に、彼等はいったい何を見るのか―。現代の語り部が豊かなイマジネーションで紡ぎだす、剣と魔法の物語。

  • トワイライトシリーズ第二弾
    この先は永遠に読めない。。。

  • トワイライト・サーガ第二弾

    天野喜孝が表紙の絵を書いており,
    あとがきで栗本薫が気に入っていると述べている。

    あとがきでは、永井豪が絵を描いた作品,魔界水滸伝のできについて触れている。
    具体的に記述しなかった魔物が視覚化されていることの驚き。

    サーガは古ノルド語とのこと。
    Sagaとは、北欧神話の女神でアース神族とのこと。
    ノルド語はルーン文字を用いるとのこと。

    サーガをどう表記するのかを調べようと思った。

  • 埋もれてるのが哀しすぎる作品。漫画化やアニメ化がヒットしそうなのに。

  • 闇王国の王位継承権第1位を持ちながらも諸国を放浪しなければならなくなった第2王子、ゼフィール王子と草原の勇者、ヴァン・カルスの物語の続巻です。こちらも基本的に1話完結。でも、前巻より異国を放浪している感触の強いストーリー運びです。王子とカルスの関係は、あくまでも主従で、友情もなけりゃ甘美なものもほとんどない(笑)。だだっ子に文句を言いながらも秘密のことがあるもんだからついていく勇者…がちょっとこっけいです。この秘密は、今ならライトノベルの某人気シリーズなテイストでちょっとポピュラーですけど、悲痛な局面もあって、そこが栗本テイスト。表紙は前巻に引き続き、王子の肖像を違うアングルで。美しいんですが、前巻ほどのインパクトはないかなぁ…。

  • 濃厚で妖艶で美麗な悪夢。

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著者プロフィール

東京都生まれ。早大卒。江戸川乱歩賞、吉川英治文学新人賞受賞。中島梓の筆名で群像新人賞受賞。『魔界水滸伝』『グイン・サーガ』等著書多数。ミュージカルの脚本・演出等、各方面でも活躍。

「2019年 『キャバレー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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