魔界水滸伝〈2〉 (角川文庫)

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本棚登録 : 35
感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (361ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041500187

作品紹介・あらすじ

妖怪たちの巣窟に踏み込んだルポライターの安西は、眼前に繰りひろげられる、恐怖と苦悶、戦慄と残虐にみちた魔性たちの異様な饗宴に圧倒された。そして、人間界はもはや風前の灯の危機にさらされていることを知る。人間の歴史の陰で、長く息をひそめてきた者たちが、妖怪の時代を取り戻すべく人間界への侵略を強化していたのだ…。大好評、絢爛壮大な伝奇SFシリーズの第2弾。

感想・レビュー・書評

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  • 【概略】
     藤原邸でのツァトゥグァとの遭遇・脱出以後、安西雄介と伊吹涼は、日本各地の「奇怪な現象」を調べたり、妖怪研究家・岡田よりレクチャーを受けていた。いよいよ具体的な行動に移ろうとしたその時、涼の弟・風太が二人の前に現れる。風太は「お父さんもお母さんも、ナニカと入れ替わった気がする!」と安西雄介と兄・涼に訴える。その訴えを信じた安西雄介は、弟・竜二、涼、そして風太とともに、涼・風太の家がある朝日団地まで出向くことに。その団地は、もはや人間の住む場所ではなく、インスマウス人の巣窟と化していた・・・!

    時期不明        読了
    時期不明        読了
    2019年05月26日 読了
    【書評】
     いやぁ~!20巻の中で、一番面白い巻じゃないのかな?!
     女子高生を売春するシーンと葛城秌子との契りのシーンの対比も、イイ!
     そしてなによりも、朝日団地での戦いがいいよ、イイ!クトゥルーとか、ツァトゥグァとか・・・ナイアル・・・とか、それよりも、インスマンス人の描写と、それらが群れをなして、ただただ囲んでくる恐ろしさ、この巻でバッチリ描写されてて!なんともいえない恐ろしさを醸し出してるんだよねぇ。
     そして、妖怪研究家の岡田!「最終的には、非業の死を遂げてる人が多いのですよ、この分野の人達は」というフラグを立ててますよ、岡田さん!いわゆる超常現象に造詣が深くない読者のために、凄くわかりやすい解説をしくれる岡田さん、なんかわかんないけど、好き(笑)そして、この岡田さん、本作の超重要人物である加賀四郎を紹介してくれるのだよなぁ。また別のフラグ、立った。
     本巻では、クトゥルーと古き神々、そして先住者、そして人間・・・この3勢力が存在し、動きが始まることを示してくれた。いわばワクワクドキドキのトリガーがひかれた巻なんだよね。さらには安西雄介と弟・竜二が「只者ではない」ということも示唆してくれてる。
     いやぁ~!続きが読みたい!思わず3巻を手に取って、読み始めてしまいそうな衝動に駆られる・・・ってことは、良い本だってことだよねぇ。・・・でも、この勢いは、途中で・・・止まるのだよねぇ、うぅ(涙)

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    妖怪たちの巣窟に踏み込んだルポライターの安西は、眼前に繰りひろげられる、恐怖と苦悶、戦慄と残虐にみちた魔性たちの異様な饗宴に圧倒された。そして、人間界はもはや風前の灯の危機にさらされていることを知る。人間の歴史の陰で、長く息をひそめてきた者たちが、妖怪の時代を取り戻すべく人間界への侵略を強化していたのだ…。大好評、絢爛壮大な伝奇SFシリーズの第2弾。

    めちゃくちゃうろおぼえでレビュー書いていますが、安西雄介、安西竜児、伊吹涼、伊吹風太このあたりが初期のメインメンバーだったような気がします。印象深かったのは屋上から安西兄弟が飛び降りて、受け身をとって無事に降りてしまったりするんですよ。ちょっと憧れた。インスマウス人とかいう魚人間に町が占領されていくんだったような気がします。

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著者プロフィール

東京都生まれ。早大卒。江戸川乱歩賞、吉川英治文学新人賞受賞。中島梓の筆名で群像新人賞受賞。『魔界水滸伝』『グイン・サーガ』等著書多数。ミュージカルの脚本・演出等、各方面でも活躍。

「2019年 『キャバレー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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