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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784041500231
みんなの感想まとめ
異次元の生物による侵略が描かれた壮大な物語が繰り広げられ、緊迫感あふれる展開が読者を引き込む。特に、登場人物の正体が明らかになる瞬間や、次々と命を落とすキャラクターたちの運命は、残虐さと緊張感をもたら...
感想・レビュー・書評
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いつも読んでいる新書版の表紙、これじゃないんですがブクログにこれしかありませんでした。
(1Qさん残念でしたね笑)こんなお姿になられてますがこの表紙は恐らく多一郎さんです。(繰り返しますが1Qさん、多一郎さんですよ!笑)
私も驚いたのですが北斗多一郎『みづち(蛇)』一族の若長でした。
このシリーズ毎回最高なのですが何せ話が混み入ってる&登場人物が多いのでスパンを置かずに読まないと付いて行けなくなりそうなので暫くほぼ変態…じゃなかった魔界水滸伝で埋め尽くされそうです。毎回数冊を纏めて書庫から出してもらう私、そろそろ司書さんに覚えられそうですが7巻はいよいよ大変な事になって来ました。
今回かなり長くなりそうなので、お時間ある方は一緒に妖怪祭りにご参加下さい。
前回殺されかけて瀕死だった涼君、やはり助かってました。最近1周回って好きになって来ている多一郎がわざわざ日本行きを中断してヘリで涼をピックアップに。なんかイチャイチャする2人。しかし命を救ったのは多一郎ではありません。涼君は何故か自力で生き残っており多一郎も何やら怪しんでいるご様子。
ですが結局イチャイチャしてるので大怪我をしている涼を連れて一緒に日本に行く事に変更。
ここでついに来ました、出発前に部屋で寝ていた涼君が突然覚醒!窓の外に集まってきた古の物の手下のような奴らを白く光るおめめで睨み付けるだけで数匹溶かす!慄く怪物達!
あれ…思ってた以上に強くない…??
しかし本人に意識はなく、そのまま気絶。次の日専用飛行機で多一郎と崩壊して煙の上がるアメリカを見下ろしながら空港へ。全身包帯だらけの涼君また覚醒!
多一郎を気絶させなんかかっこいい片言の喋り方で多一郎の深層意識に語りかけ、大統領の企んでいる計画を聞き出す!嘘だろ?!貴方…誰?!
ここで大統領の画策していた計画がいくつか分かります。
雄介が古の物達を引き寄せられるなら雄介を囮に古の物を集めて核を落とす。これが今の所有力ですが、駄目ならノアの箱舟のようなもので選ばれた民だけ乗せて宇宙で暮らす。その為に今うじゃうじゃ出てきている古の物が集中してる場所に核をぶち込む。
最早涼くんではない何者かはへぇ…アホなことをみたいな感じで一旦さようなら。
おかえり気弱な涼君。多一郎も記憶はないもののいきなりネタバレしましたが妖怪なのでなんとなく残滓を嗅ぎ取れるので、なんかいたぞと探るものの、古の物でも妖怪でもない、第3の一族だと結論づけ、涼を警戒し始めます。
空港に着いた時、涼は可愛いと思ってるが『みづちの長』として不安の種は残しておけないと拳銃で殺そうとする多一郎。ですがそこで眠っていた涼が目を覚まし普段のまんまの姿に拳銃を降ろし結局2人で日本へ。
ここで舞台が雄介のいる日本に移ります。いきなり秀英と林玲を捕まえに来る大使館からの使者。愛する秀英を守るために盾になり撃たれる林玲、嘘だろもうログアウト?!
秀英が発狂!と同時に突如襲う大地震、空港は阿鼻叫喚の渦になりパニック!
お陰で林玲はギリギリ助かるけど早く病院に行かねばならない。そこで一行は駆けつけた機動隊の車を奪って走る!
大地震で大変な東京なのでずっと車に乗る事が出来ず、逃げる手段を探すために雄介は単身車を飛び出します。
こんなに大変なのに、大変なのに!
ニューカマー生島、姫様と野外でいたしていたぁー!!皆して有事にイチャイチャしてる!!
実際は研究所から逃げ出して2人で鬼や狐からの激しい逃走劇を繰り広げた後なんですが、出会って速攻、運命の人だと異種族間恋愛に勤しみます。
研究所辺りに張り巡らされた結界を抜けられる時間までせっせといたしていたお2人、ギリギリの時間の所で追いつかれます。
ここで有名な方が登場。酒呑童子と茨木童子です。いたした後で姫VS鬼の死闘、姫の体力凄すぎる!
雄介を人質に取られ、守るために傷を追う姫。ちなみに女性で1番好きなキャラなのでまさかのログアウトかと肝を冷やしたその時、仲間、来たァー!!
多勢に無勢だった姫達の反撃か?と言う所に富士山大噴火。
雄介達が被害を受けた原因はこの富士山の噴火のせいでした。
こりゃ古の物どもの襲撃の合図だ、今は仲間割れしてる場合じゃないわいと一旦引き分け、各々持ち場に戻ります。
勿論、姫が人間を愛したことで翼一族は大わらわ。それと言うのも、一族の言い伝えで翼の民が人間に恋した場合はその民は悲惨な死に方をするという伝承があるからです。ここで鶴の恩返し等が例に出ていて面白いなーと感心したのですが、姫が古の物の様子を見に行く間、生島は一旦土蜘蛛の手の者のアジトに匿われる事に。
これがまさかの生島と雄介の師匠の野々村。土蜘蛛でした。皆妖怪かよ!と生島もショックを受けます。
その頃、雄介の前に立ち塞がる多一郎、お前は実は妖怪ではなく人間でもなくて『禍神』なんだよ、お前の存在が災いを寄せるんだよ。しかもおめえ古の物のスパイだろ、人類のために生贄になって死ねよ。と無理矢理、覚醒させようとする多一郎。ここで突然風太が登場!「兄さんを返せ!」「俺の被保護者を返せ!」「やーだね」
涼を巡って男3人がバチバチにやり合う!私の為に争わないで状態!
風太が遂に切れて多一郎vs風太の戦いが始まるかという所で、天狗のおじいちゃんが止めに来ます。
気付くと他の妖怪達も集っており百鬼夜行のような状態に。
今の勢力図は『みづち、鬼、地這い、土蜘蛛』vs『翼、火の民、狼男、天狗、目』他に海にいる竜王は我関せず。天狗おじいちゃんが今は仲間割れしてる場合じゃないと説得するも、聞く耳持たないので何日後かに会議をして話し合う事に。
立会人は禍神である雄介が勝手に任命されます。まだ雄介は古の物と妖怪、どっちの驚異になるかは謎です。
雄介は危うい立場なので土蜘蛛の監視下に置かれる事になり連れていかれたのは野々村の所。生島と再開。生島は研究所でおいたをされていたので、ジワジワとお魚に変化しているのがここで発覚。
雄介は彼を助けたいけどどうしようもなく、一先ず現れた目の一族(1人しか居ないですが)、大和が仲間を見つけたと言うので加賀なら生島を救えるかもしれないと共に探しに出かけます。
大和が見つけたのは加賀達では無く、山に立て篭もっていた竜二達でした。すったもんだあっていつの間にか70人になっていた竜二軍団、めちゃくちゃ出てくる登場人物、覚えられねー!!この人達を把握するのは諦めました。
とにかく、この70人が雄介の率いる新しい勢力、『禍神軍団』となったのでした。
今回は本当に話が盛り沢山でした。
大統領が日本に向かった理由は、古の神が宿る日本はまだニャル達と戦える先住者達が居るので、アメリカを助けてくれないかと頼みに来たのですが(エジプト等、昔から先住者がいる所はお魚の進行を食い止めてるみたいです。)地震の際に飛行機が墜落し死亡。
副大統領は大統領ほど現状を把握していないのでこのままでは核ボタンがポチッとされ日本が吹き飛ぶ危険まで出て来ました。
大統領に古の物や妖怪の事を納得させたのは多一郎であり、彼なりに日本を救おうとしていたのでした。まあ、救った後は自分たちが支配者になろうとしているんですが。
それにしても毎回挿絵の裸率が高く、まさか茨木童子までたわわな果実を片方出しているとは思っていませんでした。
隠して!戦う時剥き出しだと危ないから隠して!電車内で気まずくなるから皆、果実は隠して!!!
次はもう少し短く纏めます。(余計な事を書くから更に長くなる) -
【概略】
紆余曲折の末、東京の空港に到着した安西雄介一行・・・ちょうど時を同じくしてアメリカの大統領が空港に到着していた。全ての要素が重なったタイミングで「それ」が起きた。異次元からのクトゥルー達の侵略、その橋頭堡は、不二とされる富士山から始まった。人間界に姿を現すことがなかったクトゥルー達、そして先住者達が、遂に登場することとなる。二大勢力に挟まれた人間側に立っている自覚のある安西雄介にも、驚愕の事実が突き付けられる。「禍津神」というレッテル。安西雄介は、果たして何者なのか?そして神州・日本はどうなってしまうのか?
年月日不詳 読了
2024年10月23日 読了
【書評】
疲れた時にはライトノベル・・・昭和のライトノベル「魔界水滸伝」ですよ。
この辺り(7巻)は、本当にワクワクがいっぱいの状態でして。「この世の中、どこかおかしくないか?」という疑問を持つ主人公が奇怪な事件に巻き込まれ、実は異次元からクトゥルーなんていう存在に地球が狙われていて、それに対抗する先住者なる存在なんていて。しかも!主人公の安西雄介、そしてその弟・竜二、さらには安西軍団のメンバーは、それぞれ先住者の血が入っているという。安西雄介にいたっては、クトゥルーかもしれない先住者かもしれない禍津神という疑いまで。当時のライトノベルは、「え?俺ってなんか特別な存在?」的な設定が多いよね。まぁ、少年ジャンプの主人公などもそうだけれども。昨今は異世界もの・異世界転生ものが流行っていると思うのだけど、ある意味「その場にいながら異世界」だものね。
この魔界水滸伝で数少ない輝く存在、純血種の人間・生島耕平の葛藤・苦悩が描かれてる巻。ランド・シンドロームという、インスマス人になってしまう病気(?)のウイルスを注射されてしまい、少しずつ身体が魚のようになっていく耕平(本巻ではまだ症状が顕在化していることに本人は気づいてない)は、自分が純血種の人間(いわゆる弱い存在)であること、世界には人間を超越した先住者という存在がいること、異次元からクトゥルーが地球を侵略しており、その先住者達が迎撃しようとしていること。人間はその神々の戦いに対して、無力であること・・・たった一人の素朴な人間がとても背負うことができない現実を見せつけられて、無力感に苛まれる。そんな無力な耕平を「翼の者」の姫である白鳥夏姫が愛してしまうという。耕平の最期に向けての最後の多幸感。厨二病じゃなくてもワクワクしちゃわない?(笑)これが・・・最終巻まで続けばよかったのだけども(笑)
司馬遼太郎さんの「竜馬がゆく」「燃えよ剣」を読んで幕末から明治維新について興味を持ったり好きになったりするように、自分もまたこの魔界水滸伝を読み、アニミズムやシャーマニズム、日本の神道や仏教、修験道といった「ナニカへの畏怖」が根底にあるものに興味を持つようになった。決してスピリチャルにハマっている訳ではなくて、ね。表現としては適切ではないかもしれないけれど、面白いと感じてしまったのだよね。明治維新後から第二次世界大戦前までの国威高揚のために利用された感覚とは、違うよ。ただ、八百万の神の概念は、良きにつけ悪しきにつけ、日本人の良さとして存在していると思うし、大事にしてよい感覚だと思う。もっとも、魔界水滸伝はあくまでライトノベルであり、郷土史でもないし歴史でもなく。そういう意味では、そっち側に深く行き過ぎないようにバランス感覚をもっていかないとね。 -
雄介氏の正体??が明らかになってついに第1部の終幕が近づく、と。
しかしバッタバッタ人が死ぬな…すごい…。
残虐パートに定評のある栗本薫過ぎる…。 -
内容(「BOOK」データベースより)
ランド・シンドロームをはじめ、地球上のあらゆる異変の数々―それは異次元の生物・クトゥルーの古き神々による最後の侵略であった。彼ら《古き者》たちは地球を足がかりにして、全銀河系、全宇宙へと侵略の手を伸ばそうとし、それを阻害しようとしているのが、《地球先住者》たちなのであった。そして今、人類は地球の支配者の地位をすべり落ち、東京も火の海と化す…。織りなす怪奇の曼茶羅…果てしなく壮大な伝奇SF第7弾。
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著者プロフィール
栗本薫の作品
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感想 :

一心同体(^^)v
一心同体(^^)v
これで涼君は僕のものだあ笑
これで涼君は僕のものだあ笑