- Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041500293
作品紹介・あらすじ
パロス第4王朝末期。時の君主アルディウスに一人の美しい王女があった。名はエルミニア。玲瓏にして燃える瞳。白馬を駆り剣に闌け、凛然と痩躯に男装を纒う佇いは、神話に顕れる美少年の姿だった。十八歳を迎え、結婚を父アルディウスより厳命されるが、時まさに隣国カウロスとの国交に揺れ、宮廷は叛徒の策謀に喘いでいる。運命の扉は、洗濯女フィオナとの出逢いに開く。恋か。自由への希求か。エルミニアは渦巻く野望の中、秘宝の剣を手に王国の存亡をかけ、栄光という名の、悲劇という名の闘いの途に独りひた疾る。現代の語部が紡ぎだす運命の物語。感動に彩られ書下しで堂々の登場。
感想・レビュー・書評
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グイン・サーガでは「パロ」ですが、この本では「パロス」です。何でも、グイン・サーガの時代より前の話なんだとか。
男装の王女と身分の卑しい洗濯娘の話です。と書いたらなんのことか分からないかもしれませんが、パロとカウロス両国の争いに巻き込まれる王女と恋人(女)の物語ですね。王女と恋人(女)というのが栗本薫らしいか。笑
この前に読んだ「魔都ノート」で、作者、さんざん自らの嗜好を書いてますが、それらを理解すると、こういう話になるのもよくわかります。
ちょっと少女マンガっぽい雰囲気がするなぁ、と思っていたら、いがらしゆみこ によるマンガ版もあるらしい。なるほど、、、ちなみにこの本の後書きは いがらしゆみこ です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
パロス第4王朝末期。時の君主アルディウスに一人の美しい王女があった。名はエルミニア。玲瓏にして燃える瞳。白馬を駆り剣に闌け、凛然と痩躯に男装を纒う佇いは、神話に顕れる美少年の姿だった。十八歳を迎え、結婚を父アルディウスより厳命されるが、時まさに隣国カウロスとの国交に揺れ、宮廷は叛徒の策謀に喘いでいる。運命の扉は、洗濯女フィオナとの出逢いに開く。恋か。自由への希求か。エルミニアは渦巻く野望の中、秘宝の剣を手に王国の存亡をかけ、栄光という名の、悲劇という名の闘いの途に独りひた疾る。
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オスカルみたいな男装の麗人とお姫様の話だったような気がする。
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男装の麗人(゚∀゚)キタコレ!!
グインより前の時代の話です。ちょっと話が荒い感じはしょうがないのかな。 -
グイン・サーガより前の時代の物語
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面白かったし、かっこよかった!男装の麗人とか好きな私にはキュンなポイントがいっぱい(笑)
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男装の美姫とかその幼馴染みの男とか色々出てきます。
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グインサーガの世界のずっと昔の話。なかなか面白い。マンガも出ている。
著者プロフィール
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