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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784041500491
みんなの感想まとめ
人間関係や家族の絆をテーマにしたミステリー作品で、三味線の家元の家で発生した殺人事件が描かれています。読者は、犯人の動機やアリバイ、方法に思いを巡らせながら、二段構えの結末に興味を引かれます。登場人物...
感想・レビュー・書評
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三味線の家元の家で起きた殺人事件。最後の事件はなんか、積極的に殺そうとしていないのかなぁ、と感じたが、謎解きでもそのような感じに書かれていて、珍しく感覚があってたな、と。しかし、最後の使嗾した人物の存在はどうなんだろう。動機は充分だろうが、なんか不確実すぎるような気がする。
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図書館で。栗本薫著書ってあんまり読んでなかったんだなぁということで賞をもらったという本を借りてみました。…うん、やっぱり私にはあまり合わないかもしれない…。
三味線の家元が舞台なので代々続く芸への固執とか古い家にありがちな怨念…というようなものを感じさせなくもないのですが、地理的には東京だし人の出入りも激しいし、大体、家人が軽薄な感じで厳粛な雰囲気を感じさせるというよりはあまりに生々しく下世話な感じで旧家の陰鬱とした威圧感があまり感じられないような。
これは好みの問題かもしれないけどユキオ君とサトル君の関係がなんか受け付けない。あの二人を恋仲に、さらに言えば肉体関係をもたせる必要はあったのだろうか…?庇護欲を感じさせる…ぐらいで後はぼんやりとほのめかしておいた方が想像力を起こさせて何この二人アヤシイ!って艶めいた感じになったような気がするんだけど。寸止めの方がユキオ君がさらに魔性の少年って感じになったような気がするし。
後、ユキオ君と八重さんが美人なのはわかったから!といいたくなるぐらい二人の美人描写がくどい。山科さんなんて八重さんを見るたび、回想するたび彼女がいかに美しいか語っちゃってるものな~(モノローグで、だけど)。伊集院さんもわかってるようなわかって無いような思わせぶりな事ばかり叫び、結局コミュニケーション不足でお前は犯罪を未然に防ごうって気持ちはなかったのか?という感じ。
まあ正直、綺麗だ美しいだ言われているだけで優柔不断で意志がはっきりしないユキオ君に何の魅力も人間性も感じなかった辺りでこの作品は合わなかったんだろうなぁ…。そして爺さんも父さんも彼の才能を認めてたんなら出自はともかくとして芸の為に彼の才を育ててやれって感じです。根っこの所はそう言う話じゃ無かったのか?芸に人生の全てを捧げる「家」がメインじゃなかったのか?最後、女の情愛だか母娘や夫婦、父娘の確執みたいな話にすり替わってしまった気がしてなんか最後アレレ?という感じでした。 -
話が進むにつれ、どんどん読みたくなるお話で読みごたえたっぷりの一冊。
いろんな恋愛があり、憎しみがあり、だからこそ出現するサスペンス。
いったいこの彼はどういう想いを抱えて人生を歩んできたのだろう。そして、逃げ去った彼女はこの後新聞を読んでどう思うのだろうか。 -
芸に生きる者たちの妄執と悲劇を華麗に描いた傑作。
最後の人間国宝のご隠居様のくだりまでは動機がいまいち甘く、散漫で残念な印象を受けたのですが、違いました!
皆等しくこの家の闇をかぶっており、最後までおどろおどろしい世界観がくずれることはありませんでした。 -
伊集院大介のシリーズ1。
栗本さんの本では割と良く出会うキャラクターがいっぱい。
そしてまだ探偵じゃない伊集院さんは最近の作品と違って
グチっぽくないw
昔の「推理小説」といった雰囲気たっぷりで結構満足。
最後がちょっと切ない。 -
激しく哀しく深い感情と得体の知れない美に翻弄された人々の結末。読みはじめた時には想像しなかった余韻あるラストでした。よかった。
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当然のことながら、ミステリを読みながら「犯人は誰だ?」と考えるわけです。
動機・アリバイ・方法…本作の場合、当たったようでいて、当たらなかったような。二段構えの終幕は、それなりにおもしろい。
伊集院大介の登場は現代の金田一のようですね。 -
第二の犠牲者となった番頭の横田が握りしめていたのは、譜本『綱館』の切れ端であった。これはいったいなにを意味しているのか?しかし捜査には進展のないまま、安東流家元・安東喜左衛門の傘寿記念の大演奏会の日がやってくる。それはまた、一連の惨劇の幕引きの日でもあった…。芸に生きる者たちの妄執と悲劇を華麗に描き、名探偵・伊集院大介を世に送りだした、第二回吉川英治文学新人賞受賞の傑作。(amazonより抜粋)
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(メモ:高等部1年のときに読了。)
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伊集院大介シリーズ
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伊集院大介シリーズ
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長唄の家元の息子の家庭教師として登場する、伊集院さん。芸の世界、そして命をかけるほどの情熱的な恋。ドロドロとした人間関係の中で、伊集院さんの推理が冴え渡る。伊集院大介シリーズの中では、一番好きな作品です。
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そういうわけで下巻も入れときます。
個人的に思いいれがあるので。
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