猫目石〈下〉 (角川文庫)

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著者 : 栗本薫
  • 角川書店 (1997年10月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041500552

猫目石〈下〉 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 再読。
    著者の生み出した名探偵、伊集院大介と栗本薫の共演作。
    夏の軽井沢、有名女流作家の別荘で起こった連続殺人事件。別荘に招かれたアイドル歌手、降霊師の母、付き人の役割の姉など、一癖も二癖もありそうな招待客の中で、事件は起こる。

    1984年の作品。
    栗本薫を主人公とする「ぼくらシリーズ」大好きだった。
    これは番外編、栗本薫の一人称で進んで行く。
    この頃すでに著者の特徴である饒舌な文体が表れ始めている。
    ミステリーとしては・・・。でも懐かしかった。

  • 上下巻読了。
    これまで著者が書いてきた2つのシリーズの主人公が共演しているので、ファンには堪らない作品だと思います。
    栗本薫がアイドルの朝吹麻衣子と恋に落ち、同時に連続殺人事件に巻き込まれていきます。しかし、栗本薫も伊集院大介も積極的に事件を解明しようとしません。そして、気づいたら二人とも真相を見破っている…という流れなので、ミステリーとしてはあまり楽しめませんでした。折角名探偵が共演しているわけですから、推理合戦して欲しかったです。
    二人の恋の行方は楽しめましたが、栗本薫の愛情表現が29歳とは思えないくらい恥ずかしいもので、終始苦笑いでした。

  • 作家で名探偵の栗本薫(男性)と、 名探偵の伊集院大介とワトソン役の森かおるのコンビが登場する。

    後書きによると,
    栗本薫(男性)は,著者 栗本薫(女性)の分身だが、
    森かおるの方は、分身としての親しみがなくなっているとのこと。

    それで、伊集院シリーズでは,途中からワトソン役が滝沢稔に変わったのだということが理解できました。

    シャーロックホームズ対ルパンのような劇的な対決ではなく、
    一方が事件の当事者に近く、他方が傍観者的な立場という
    名探偵の立場の違いを利用して、うまく役割分担をさせている。

    途中あkら森かおるが多忙で上場しなくなるのがやや不自然。
    著者が自分が作り出した性格を,自分で嫌いになるというのも面白い。

    ところでお話は、ある数奇な芸能人一家の物語と、
    恋する栗本薫のお話に,伊集院大介が割り込んでくるというもの。

    (下)では、連続殺人が頂点に達し、解決の解説が始まる。

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