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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784041500620
作品紹介・あらすじ
終戦直後の東京下町のドヤ街。復員兵・西郷は孤児の未知夫とバーの踊り子・朱里と疑似家族のように暮らすようになった。まだ殺伐とした空気が漂うその街で「人食い鬼」のしわざと呼ばれる猟奇的な連続殺人が起こる。
みんなの感想まとめ
終戦直後の東京下町を舞台にした物語は、復員兵と孤児、踊り子の疑似家族が織り成す人間ドラマと、猟奇的な連続殺人事件が交錯する緊張感に満ちています。心の闇が深く影を落とすこの時代背景は、登場人物たちの葛藤...
感想・レビュー・書評
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栗本薫っぽい本
戦後の日本の焼け野原の中、人を殺してバラバラにするという凄惨な事件が何件も起こっていて、復員してきた人がなんとなく巻き込まれていく話。
黒幕は以外でもなんでもなく、栗本薫ならそうだろうなーって人が真犯人なので、やっぱりねーなんだけど、尻拭いって、あれがなんで?
ってのが不思議詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
六道ヶ辻シリーズ第五弾。
大導寺、ならず大道寺?!
意図的に描かれるパラレルワールドストーリー?
そして、タイトルにあるように死者たちの饗宴が?!
意外な展開に心が引きこまれる魅惑の怪奇小説登場!! -
終戦直後という混沌とした時代ゆえか、皆がもっている心の闇の深さゆえか、シリーズ中もっとも後味が悪く、なんともいえないモヤモヤ感が残る。シリーズ5作目で、わざわざ大道寺家と大導寺家に纏わる因縁をいれてこなくてもいいような気がするけどなー。
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戦後間もない東京を舞台に、満州からの復員兵の西郷、戦争孤児の未知夫、踊り子の朱里の3人が疑似家族となる。そこに猟奇殺人鬼の影が差し、その生活も終わりを迎える。
戦争で総てを失い、自ら死臭を纏っていると感じる生者、ひたすら前を向いている真っ直ぐな生者、この両者の精神的な暗さの対比が痛々しい。予想外の結末に、復興する街から外れてしまった者の淫靡で暗鬱な内面が見えてくるようだった。
ところで、大導寺竜介の謎は深まるばかりなんですけど…。現代の静音や直顕も出てこないし。 -
六道ヶ辻シリーズ5作目。前の4作が戦前の出来事を書いていたのに対して今作は戦後のバタバタした時代を、満州からの復員兵を中心に書かれている。
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精巧な描写は栗本氏らしいと思いました。シリーズ物を考えての作品だと思われ、すっきりしなかった・・・。
著者プロフィール
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