たまゆらの鏡―大正ヴァンパイア伝説 六道ヶ辻 (角川文庫)

著者 : 栗本薫
制作 : 山田 りえ 
  • 角川書店 (2004年5月25日発売)
3.14
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  • (2)
  • 本棚登録 :109
  • レビュー :13
  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041500644

たまゆらの鏡―大正ヴァンパイア伝説 六道ヶ辻 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 主人公は元藩主だった小月家の家老だったという家柄の
    一人娘の百合。
    もう間もなく死が訪れるのがわかったその時、
    心に秘めていた、昔の恋の思い出をクドクドと語るってもの。

    元藩主の娘:莢子に対する愚痴と
    妄想が暴走してる状態をしつこいくらいに繰り返す。

    首を食いちぎられたり、血が1適も残っていない死体が
    見つかったって時も、村中が騒いだだけで終わり。
    伯爵が小月家の別荘や新居に住み着き、運び込まれた家具や
    調度品の説明は煌びやかでいいとしても、
    伯爵達のことがほとんど語られていない。

    こんなヴァンパイアものがあっていい訳ない!
    心の葛藤も安っぽくて、その後悔が書かせた愚痴物語みたい。
    何かあるかと期待したから最後まで読んだけど
    最後までB級ホラーの域を出ない。

    六道ヶ辻シリーズの番外編らしいけど
    そのシリーズを知らないから、つまらないと思うのか?

  • …もう何がなにやら。大正ゴシックホラー?彼の登場は必要なのか。いっそのこと六道ケ辻シリーズとはまったく違うものとして欲しかった。百合の一人称が異様に読みにくい。<br>ヴァンパイアものを読む度に、萩尾望都「ポーの一族」に勝るものナシ、と思っちゃうんだよな。

  • 大正ロマンホラー。六道ヶ辻シリーズ外伝…という事ですが、本編を読んでません。でも問題なく楽しめました。今からグイン・サーガ読むのはつらいけど、六道ヶ辻シリーズだったら挑戦してみてもいいかな。

  • 大正の貴族さんのお話。
    最初の方はぶっちゃけ飽きるけど終盤が面白い。
    飽きずに最後まで読めた自分偉い…(マテ

  • 寿命が尽きようとする老婆(百合)が、死ぬ前に語った美しく恐ろしい体験。
    大正時代の伊奈(長野県?)。17才の百合が出会った美しい伯爵と、血を抜かれた惨殺死体の謎。

    雰囲気だけで読み始めたけど、百合の一人語りが結構キツイ。世間知らずの名家のお嬢様が、延々美しいものが大好きアピール。めんどくせー(笑)

    終盤で急にヒーローみたいなのが出てきてナンジャコレ?ってなりましたが、本作は何かのシリーズの外伝らしい。あらら。

  • 『六道ヶ辻シリーズ』ってもしかして、一応大導寺の党首である竜介の半生を追うシリーズだったりするか?
    登場しない巻はあるけども、必ず一回以上は名前をみかけた。

    今回の竜介の登場はやや唐突に感じられたが、最後が大団円で終わったのでよしとしよう。
    でも「奥さん、そいつ、女癖ではなく男癖も相当なもんですぜ」と言いたい。

  • 大正浪漫。
    最近執筆されたものだけど、当時のもののように、絢爛な装いの描写が細かくてうっとり。

  • いちおうミステリにしときます。
    うぅう、もうただ登場人物が好きなだけかもしんないですが、このシリーズが好き。もう出ないのかな?浪漫だわぁ。最後の最後に現れて、いいところ全部かっさらっていく竜介に脱帽。シリーズ中、最も少女の矜持とか嫌らしさ、みたいなものが描かれていると思う。

  • この人に大正浪漫を書かせると、妖しくてイイ♪しかもヴァンパイアものだもん、最高〜(*^-^*)いかがわしくて幻想的な世界へようこそ、って感じです。

  • 主人公・百合が語る、ヴァンパイアにまつわる大正初期の思い出譚。
    百合とその友人とも云える莢子が出会った、一人の美貌の伯爵。二人の住む田舎に斎門伯爵が越してきてから、奇妙な事件が起き始める。
    伯爵を追う意外な人物の登場と、その後の展開が興味深い。
    番外編のようなものだけど、本編を知らなくても楽しめる。でも知っていたほうが楽しさは倍増すると思う。ただ、時系列というか年齢関係がちょっと分かりにくかった。
    思い出語りなので、文章はかなり読みにくい印象がある。それさえクリアすれば、非常に面白い。

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