天の陽炎―大正浪漫伝説 (角川文庫)

著者 : 栗本薫
  • 角川書店 (2007年2月発売)
3.10
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  • 9レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041500675

天の陽炎―大正浪漫伝説 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 大正浪漫と銘打っているが、いったいどごがやねん。ただの人妻ポルノやないか。
    お飾りの家族の若奥様だった貴婦人が、荒くれの成り上がり男に籠絡されていくお話。最後はハッピーエンドなんだけども、下男がゲスいせいで後味悪い。これが栗本薫節なのか。

    ことば遣いや着物など大正らしさの演出はよく、しっかり資料の裏付けがあるところは評価したい。二度と読みたくはないが。

  • 純文学だなあという感想。突拍子もない流れでエンディングに行くのだけど、なぜかエネルギーを感じる。

  • まず看板に偽りあり。登場人物が「満州国」や日中全面戦争の危機を話題にしていたり、原節子の名を口にしていることから、作中の時代設定は昭和戦前の1936~37年頃なのは明らかなのに(最終場面には明示こそしていないが南京陥落祝賀の提灯行列も描かれている)、「大正浪漫伝説」というのはおかしい。内容も昔の主婦向けメロドラマのように安っぽくどうにもならない。駄作。

  • 歳上の夫にお人形のように愛でられる子爵夫人・真珠子は退屈さに憂いていた。その真珠子の前に大陸浪人・天童が現れ、真珠子の日常を壊し始める。

    全体的に物憂げな空気が漂っている小説。大正っぽい空気や筆運びはお見事です。仮名遣いから本当に当時出版された本を読んでいるようでした。

  • 大正時代の女性の生き方を綴った物語。
    栗本馨の小説の源泉がどこにあるのだろう。

    長く潜伏する思い。
    外的な要因と内的な要因が重なるとき、
    新しい生き方が展開して行く。

    子爵夫人という立場と、
    人間としての思い。

    運命が動き出したばかりなので続編が読みたい。

  • 2011/8/9読了。

  • ありがちなメロドラマでも、時代背景が違うとなぜか面白く感じる。こういうのもっと読みたいかも。

  • まさに大正浪漫という流れる時間、空気が
    時代を越えている作品。

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