わしらは怪しい探険隊 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 985
感想 : 54
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041510018

感想・レビュー・書評

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  • これを読んだらワンゲル部を好きになった

  • 椎名誠が知人、友人、近所の子供など、ちょっと妙な人物たちと島へ行き、テントを張って完全自炊するキャンプ生活についておもしろおかしく語った本。彼らしい茶化したぐだぐだな文章、話があっちへ飛びこっちへ飛び一周して戻ってくる、そのうさんくささが存分に生きていておもしろい。
    会は無茶苦茶だけど楽しそうで、女人禁制だし実際にはひどくキツイ内容なんだけれど、ちょっと参加してみたくなる。

  • 08/2/25 ★★★☆
    ナンダナンダと知らぬ間に椎名誠に引き込まれるキッカケになった本。
    こんなアウトドアをしてみたい!

    椎名誠の本は、食べ物でいえばスナックみたいなもんだと思う。
    スナックが食べたい時もある。
    僕が椎名誠を愛読するのはそういうことだ

  • この本に出会って。椎名誠さん知って。から。ハマッタ。テント買って。チャリンコ買って。バイク買って。リュック買って。地図買って。トモダチ誘って夢中になって旅した。けっして豪華な旅とはいえなかったけど。楽しかった。旅の魅力がわかったのはもうちょっとあと。遊ぶだけの楽しい旅だけじゃなくほかもあるんだって。船に揺られて沖縄の果ての米粒みたいな島に着いたとき。おばあの話を聞いたりおじいの後をついていったり。なんとなくわかった。何でもケトばす会。一度参加してみたい。ゴミ拾い担当でいいから。すっげえキレイにしたる。

  • 元祖。

  • 椎名さんの生き方に憧れた。声を出して笑ってしまう本。

  • 人気シリーズ、「怪しい探検隊」の記念すべき第一作。豪快な椎名氏と、個性あふれるその友人たちのキャンプ生活。テントと自炊、そして男気(稚気とも言う)あふれる宴会。女を徹底的に排したその姿勢は立派。幼い頃男の子とばかり遊んでいた私には、なんとなくなつかしい光景に思えて仕方ない。でも女だから入れてもらえないのよね。残念。

  • 旅好き、アウトドア好きな椎名隊長の下繰り広げられる野外キャンプの様子をコミカルな文章で読める。
    <br>文庫本。

  • わたしの本好きを決定付けた1冊。
    初めて読んだとき、立ち読みだったのだが
    爆笑を抑えるのがつらかった。
    それぐらい面白い。

  • 怪しい探検隊シリーズ。まずはここから。(蔵)

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著者プロフィール

1944年生まれ。作家。1988年「犬の系譜」で吉川英治文学新人賞、1990年「アド・バード」で日本SF大賞を受賞。著書に「ごんごんと風にころがる雲をみた。」「新宿遊牧民」「屋上の黄色いテント」「わしらは怪しい雑魚釣り隊」シリーズ、「そらをみてますないてます」「国境越え」など多数。また写真集に「ONCE UPON A TIME」、映画監督作品に「白い馬」などがある。

「2012年 『水の上で火が踊る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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