わしらは怪しい探険隊 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 742
レビュー : 49
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041510018

感想・レビュー・書評

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  • 読み始めて直ぐに思いました。こりゃ駄目だって。
    どうも文体が合わない。ズルズルとした口語調長文で苦手。こりゃ挫折だな。
    しかし、読み続けるうちに気にならなくなりました。というより、なんとなくこういった話には、合っている文章かとも思えてきました(決して好きではないけど)。
    というわけで、最期まで読み終えました。なんとなく中年男の悲哀なぞ感じながら。

  • 著者を隊長とする「東日本何でもケトばす会」略して「東ケト会」のメンバーたちが、三重県の神島でおこなった10日ほどのキャンプ生活の顛末を描いています。

    目黒考二の「解説」によれば、1970年の時点で最年少のフジケンが12歳、最年長の長老でも32歳というから意外。もっとオッサンだと思っていました。いい大人がバカ騒ぎをしているという雰囲気は、著者の昭和軽薄体の文章に負うところが大きいのかもしれません。

  • 怪しい探検隊シリーズ第1作

  • 在りし日の「体育会系文学」の金字塔!? 

    再読。二十数年ぶり?! 「硬派」などというコトバがまだかろうじて世間に残存していたその当時、これはその極右的一冊として書店の片隅で鈍い光を放っていたものである。ところが「草食系」が全盛(?)の現在、あらためて読み直してみると、かつて「硬派」といわれた人びとは、もはや「ちょっと変わった趣味をお持ちの方々」といった風に見えてしまうあたり、時の移り変わりを痛烈に感じさせられたのだった。そして時代は、「肉食系女子会文学」へと向かうのだろうか……?

  • 式根島をお供した一冊。
    行く前に少し読んで、キャンプ中にもちょいと読んで、帰りの船で読み終えた。炊事班長にあこがれた。
    満足度6

  • 【80/150】10数年前読んだものだが、再読。なぜか再び初期の頃の椎名さんの本が読みたくなった。昔、電車の中で読んでる時、おかしくておかしくてたまらないのだが、声をだすわけにはいかず、肩を振るわせて読んだものだった。

    もう一度、肩を振るわせて笑いたくなったので、家にあったのを引っ張りだしてきた。

    でも、あれ? この本はそれほど肩は震えなかったなぁ〜。違うシリーズかもしれん。よって、椎名本はしばらくつづくかもしれん。

  • 都会にいる椎名さんのエッセイも好きだけど、旅に出てる椎名さんのエッセイも最高だ。
    二十歳前後のころはかなりはまったなぁ。

  • となりの小学生のキャラクターが好き。
    文章はあっちこっちへ飛び回るけどちゃんと戻ってくる。
    気づいたら読み終わってて、楽しい気分になれる。けどそれだけな気がした。
    個人的にはもうちょっと重めのが好き。

  • 椎名誠は本当にかっこいい…
    やる気なさげなのに鋭い描写が非常にわたしの好み。

  • 椎名誠が知人、友人、近所の子供など、ちょっと妙な人物たちと島へ行き、テントを張って完全自炊するキャンプ生活についておもしろおかしく語った本。彼らしい茶化したぐだぐだな文章、話があっちへ飛びこっちへ飛び一周して戻ってくる、そのうさんくささが存分に生きていておもしろい。
    会は無茶苦茶だけど楽しそうで、女人禁制だし実際にはひどくキツイ内容なんだけれど、ちょっと参加してみたくなる。

著者プロフィール

椎名誠(しいな まこと)
1944年、東京生まれの作家。「本の雑誌」初代編集長で、写真家、映画監督としても活躍。『犬の系譜』で吉川英治文学新人賞を、『アド・バード』で日本SF大賞を受賞。近著に『あやしい探検隊 台湾ニワトリ島乱入』『あやしい探検隊 済州島乱入』『そらをみてますないてます』『国境越え』『にっぽん全国 百年食堂』『三匹のかいじゅう』『ぼくがいま、死について思うこと』『おれたちを笑え! わしらは怪しい雑魚釣り隊』『雨の匂いのする夜に』『おなかがすいたハラペコだ』など多数。
映画監督としては、映画『あひるのうたがきこえてくるよ』で第10回山路ふみ子映画文化賞受賞。映画『白い馬』で日本映画批評家大賞最優秀監督賞、95年度JRA賞馬事文化賞、フランス・ボーヴェ映画祭グランプリ受賞、ポーランド子ども映画祭特別賞をそれぞれ受賞している。

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