男たちの真剣おもしろ話 (角川文庫)

  • 角川グループパブリッシング (1984年12月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784041510032

みんなの感想まとめ

多様な分野で活躍する男たちのユニークな視点から繰り広げられる対話が魅力の一冊です。昭和の時代から続くテーマを追求し、深い洞察とともに可笑しみを交えたストーリーが展開されます。特に、倉本聰との対談では、...

感想・レビュー・書評

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  • 倉本聰さんとの対談が読みたくてこの本を手にした。昭和60年に出版された文庫本だから,テレビドラマで「北の国から」をしていたころだ。あの頃のテーマを今も追求しているところがやはりすごい。倉本さんは「麓郷」の闇の恐怖について語っていた。民家の一件もない夜の道を親子で歩けば,どんな生意気な子でも父親にしがみつくだろうと。自分自身も何枚はがしてもぶつかる闇には何度も出くわしたことがある。それは,倉の闇であり,山の闇である。あれはこわい。9時を過ぎると次の日に備えてテントの灯りは消える。朝まで眠ってしまえばまだいい。夜中にトイレか何かで目が覚めると最悪である。静寂の中へすいこまれるような闇の中へ飛び出していかなくてはならない。あの闇の怖さは孤独の恐怖だ。今の子にはあれを経験させればいいかもしれない。人間という存在の弱さもろさを感じるにちがいない。

  • 半分以上知らない人だけど、楽しく読んだ。最後のは、椎名さんの方が聞かれる側になっていて、いろいろ興味深い話があった。あとがきパート2で、モノを書くヒトの本なのに文章はあとがきしか書いていないことに気づいた、というのがおかしい(笑) 
    p.251:漫画はなるべく絵で表現する、言葉は徹底的に少なくする、という話、そういえばサザエさんとか考えても字が全くないこともあるなぁ、と納得。

  • 各分野でユニークに活躍する男たちとの、とにかく可笑しい【自己主張】が好テンポで展開。オモムキ深いダイアローグ!
    山下洋輔東海林さだお三遊亭円丈山藤章二村松友視黒田征太郎倉本聰沢野ひとし尾辻克彦小林信彦野田秀樹砂川しげひさ石川次郎鶴見俊輔
    シナリオは数式。心理を読み取らせる。
    小説は答え=心理 を描いてしまう。  なる程BY倉本聰

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著者プロフィール

1944年生まれ。作家。1988年「犬の系譜」で吉川英治文学新人賞、1990年「アド・バード」で日本SF大賞を受賞。著書に「ごんごんと風にころがる雲をみた。」「新宿遊牧民」「屋上の黄色いテント」「わしらは怪しい雑魚釣り隊」シリーズ、「そらをみてますないてます」「国境越え」など多数。また写真集に「ONCE UPON A TIME」、映画監督作品に「白い馬」などがある。

「2012年 『水の上で火が踊る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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