男たちの真剣おもしろ話 (角川文庫 緑 510-3)

著者 :
  • KADOKAWA
3.03
  • (0)
  • (5)
  • (25)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 95
感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041510032

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 各分野でユニークに活躍する男たちとの、とにかく可笑しい【自己主張】が好テンポで展開。オモムキ深いダイアローグ!
    山下洋輔東海林さだお三遊亭円丈山藤章二村松友視黒田征太郎倉本聰沢野ひとし尾辻克彦小林信彦野田秀樹砂川しげひさ石川次郎鶴見俊輔
    シナリオは数式。心理を読み取らせる。
    小説は答え=心理 を描いてしまう。  なる程BY倉本聰

  • 倉本聰さんとの対談が読みたくてこの本を手にした。昭和60年に出版された文庫本だから,テレビドラマで「北の国から」をしていたころだ。あの頃のテーマを今も追求しているところがやはりすごい。倉本さんは「麓郷」の闇の恐怖について語っていた。民家の一件もない夜の道を親子で歩けば,どんな生意気な子でも父親にしがみつくだろうと。自分自身も何枚はがしてもぶつかる闇には何度も出くわしたことがある。それは,倉の闇であり,山の闇である。あれはこわい。9時を過ぎると次の日に備えてテントの灯りは消える。朝まで眠ってしまえばまだいい。夜中にトイレか何かで目が覚めると最悪である。静寂の中へすいこまれるような闇の中へ飛び出していかなくてはならない。あの闇の怖さは孤独の恐怖だ。今の子にはあれを経験させればいいかもしれない。人間という存在の弱さもろさを感じるにちがいない。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1944年東京都生まれ。作家。写真家、映画監督としても活躍。「本の雑誌」初代編集長。『さらば国分寺書店のオババ』(1979年)でデビュー。『犬の系譜』で吉川英治文学新人賞を、『アド・バード』で日本SF大賞を受賞。小説、随筆、紀行文、写真集など著書多数。近著に『幕張少年マサイ族』(東京新聞)、『南の風に誘われて』(新日本出版社)、『漂流者は何を食べていたか』(新潮社)など。

「2022年 『シルクロード・楼蘭探検隊』 で使われていた紹介文から引用しています。」

椎名誠の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×