あやしい探検隊 バリ島横恋慕 (角川文庫)

著者 :
制作 : 沢野 ひとし 
  • 角川書店
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本棚登録 : 156
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041510162

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ制覇運動中(一人で)。隊長の文章は感覚的にとても心地いいので、どんなもんでもスルスル読めてしまう。まあ、やはり初期の熱気は望むべくもないという感じ。あらためて言うまでもないけど、無茶なテントキャンプこそが探検隊の精髄だなあ。

  • バリ島の海山川を堪能し尽くす酔っ払い旅。
    バリの長閑な田園風景が頭に浮かぶ。
    緑が豊かで、人々は優しい表情。


    バリかぁ。バリねぇ。
    今年はバリもいいかもしれないなぁ。

    と、ブツブツ言いながら読んだ。

  • 自分の体験と重なって、涙がでそうだった。
    また行こう、バリ島。

  • 素敵なバリの姿が、椎名誠の飾らない言葉で語られる。
    ところどころに挟んでいる写真が、これまたいい。
    バリの解説としては役にたたないと、あとがきに書かれていが、率直な印象を綴った文章からバリの本質が捉えられる。
    ヌガラのジェゴッグなど、なつかしいものが、たくさん出てきてうれしくなる。バリ好きには、たまらない。

  • 「思想的なもの、たとえば民主化をはばむものね。それと経済的な問題である貧困。それとセックスの未開放。この三つが、国を暗くする原因かもしれないなあ」(P102)
    「風景もいいけど人間の顔が好き」「ここには、歩いてるだけで撮りたいなあって思う顔、いっぱいあるもんなあ」「それはやはり、第一次産業に従事しているかどうか」(P164-)
    「断食ダイエットのような不健康な思想のない国ならではの健康な女の肌が夕闇の残照の中に突然浮かび上がるのだ」(P169)
    「第一次産業がしっかりしてる国って、まず風景が人間にやさしいんだよね」(P185)
    「貧しいから神にすがる、というようなね。でもここはそうじゃないでしょう。おおらかで、人間と神様がとてもいい関係にあるように感じた」「つまり、愛し合っているような感じだね」(P185)

  • 今、ジャカルタにいる。ジャカルタでバリ島の本を読んで、バリ島に行きたくなった。
    バリ島は大学時代の最大の友人と卒業旅行に来て以来来てないな。
    計算はキラという。しかしキラキラは、およその忌み。
    バリには3つの大学がある。国立が1つと私立が2つ。全部デンパサールにある。
    人と宗教の関係では、生きているサイクルってものがあって、貧しいところでは宗教のサイクルで人が生活している。でもバリ島はあったかいし、豊かなわけでしょ。豊かであると宗教っていうのは忘れられてしまうんだけど、バリ島ではうまい具合に宗教と人間がいい意味でやさしく共存してる。

  • バリに行く前日、川崎のbookoffで購入。

  • 本書も相変わらずのいきあたりばったりで気の向くままの旅である。しかし、いい加減なバカをやりながらも、旅を通じて「神」について考え続けている。バリ島に住む人々が山や川の自然を信仰する真摯な姿に欧米とは違う「文化の深さ」を見る。軽薄軽妙な文章の中に、我々は人間の生き方を根源から見つめ直す必要があるのではないかとの問いを突きつけられる良書である。

  • 椎名誠あやしい探検隊シリーズ8作目。
    「神の山」アグン山登山を目的にしたバリ島の旅。ビールうぐうぐ飲みながら、バリの霊性や居心地のよさ、人のよさ、昔の日本の面影を感じるといったちょっと真面目な旅行記でした。

  • 01/16/08

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プロフィール

1944年、東京生まれ。作家。「本の雑誌」初代編集長。写真家、映画監督としても活躍。『犬の系譜』で吉川英治文学新人賞を、『アド・バード』で日本SF大賞を受賞。近著に『あやしい探検隊 台湾ニワトリ島乱入』『すばらしい黄金の暗闇世界』『ケレスの龍』『椎名誠 超常小説ベストセレクション』『かぐや姫はいやな女』『ノミのジャンプと銀河系』『家族のあしあと』などがある。

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