むはの断面図 (角川文庫)

著者 :
制作 : 沢野 ひとし 
  • 角川書店
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本棚登録 : 62
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041510186

作品紹介・あらすじ

人生は旅だ酒だ、そしてたまには映画と本もいいものだ…!成田空港に溢れんばかりの新婚バカカップルに憤り、はたまたふと訪れた山荘で、思いがけない美人姉妹に出会って茫然自失。パプア・ニューギニアでサメ獲りに挑んだその一週間後、厳寒のシベリアでウオッカをのみすぎ、ぶったおれ…。日本のすみずみ、世界の果てまで縦横無尽に駆けめぐる、謎の「むは」男、シーナ氏の疾風怒涛の日々。

感想・レビュー・書評

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  • 「流行なんていうのはハタから見るとだいたいどこでもいつでもこんなふうなコッケイな面をもっているのだろうな、と思った」(P30)
    「いささかデキスギの感じもするが、まぎれもなく共産党の議員がアカハタを釣っているというわけなのである」(P41)
    「映画というのはプロ的に見るのが正しい見方であるのかそうでないのか」(P83)
    「 「あっ、オレのことを言っているんだな」と思った。それでアタマにきて殴っちゃおうかと思ったがすぐに映画が始まってしまったのだ」(P83)
    「ジャーナリズムというのはまったくばかばかしいほど付和雷同で飽きっぽい罪つくり世界なのだなあと思った」(P97)
    「一年に一度、帆を張ったカヌーの船団で時計回りの方向に白い貝でつくった首飾りを隣の島に届ける、という儀式である」(P112)

  • 旅や酒、映画、本にまつわるエッセイ集。やっぱり椎名誠の文章には中毒になってしまう。文章が面白いし、椎名誠の行動や考えもいいなぁと思う。「むははは日記」も収録されていて、旅から旅へのドタバタな日々が克明に記録されている。

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著者プロフィール

1944年、東京生まれ。作家。「本の雑誌」初代編集長。写真家、映画監督としても活躍。『犬の系譜』で吉川英治文学新人賞を、『アド・バード』で日本SF大賞を受賞。近著に『あやしい探検隊 台湾ニワトリ島乱入』『あやしい探検隊 済州島乱入』『そらをみてますないてます』『国境越え』『にっぽん全国 百年食堂』『三匹のかいじゅう』『ぼくがいま、死について思うこと』『おれたちを笑え! わしらは怪しい雑魚釣り隊』『雨の匂いのする夜に』『おなかがすいたハラペコだ』など多数。

「2018年 『地球上の全人類と全アリンコの重さは同じらしい。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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