札幌着23時25分 (角川文庫 に 4-10)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041527108

感想・レビュー・書評

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  • 鉄道の時刻表を使った傑作の1つだと思う。
    飛行機のストで定期便を使えないためにチャーター便を使っている。

    十津川警部が,相手の裏をついた。
    無事、証言者を北海道まで届けたのは偉い。

    疑問点がいくつか思い浮かぶ。

    1 飛行機での海外経路をなぜ選ばなかったか。
    2 自衛隊、海上保安庁との日常の協定をなぜ作っていないのか。
    3 相手のチャーター便になんくせをつけて停めれないのか。
    4 犠牲が多過ぎることに問題はないのか
    5 証言後も危険だと思わなかったのか
    6 やくざ社会の仕返しを甘く見すぎていないか
    7 定山渓で事件が始まったのだから,最後の会談も定山渓でやればよいのに。

    西村京太郎の今後の作品で答えがあると嬉しい。

    素人が思いつく点があるのだから,いろいろ思いを巡らせられるという意味で,よく売れるのかもしれない。
    推理小説の醍醐味の1つだ。

  • 青函連絡船がでてきたり、とちょっと設定が古いですが、映画化にしても十分面白いと思います。

    札幌駅頭の銃撃戦の描写は臨場感があって良かったです☆☆

  • good
    [070626]@asa@28

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著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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