殺意の設計 (角川文庫)

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  • 角川書店 (1988年4月12日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784041527221

作品紹介・あらすじ

三角関係の結着をつけようと田島幸平、麻里子夫婦と夫の旧友・井関が集まった席上で、田島夫婦が何者かに毒殺された。謎につつまれた犯人は誰か? その動機は? 心理ミステリの傑作!

みんなの感想まとめ

心理ミステリーの傑作である本作は、三角関係の緊張感と毒殺という衝撃的な事件を通じて、登場人物たちの複雑な心理が巧みに描かれています。麻里子が夫の浮気を知り、信頼していた友人に相談を持ちかけることで、物...

感想・レビュー・書評

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  • 文庫版のあらすじは読まない方がより楽しめると思います。

    麻里子は匿名の手紙によって画家である夫、田島幸平の浮気を知る。麻里子は思い悩んだ末、夫との共通の知人である井関に相談を持ちかける。謎めいた行動が多い田島。旧友を信じ、過ちを許すように諭す井関。それでも不信を募らせてゆく麻里子。

    結構速い段階で衝撃の展開に。「やっぱ、西村京太郎すげえなぁ」なんて思っていたら、その展開があらすじに書いてあるじゃないですか。運良く目を通さずに読み始めたからいいようなものの、「ダメじゃん、編集の人!なにやってんのコラ!」 西村先生は全然悪くないです。

    ひとつひとつの伏線が後からじわじわ効いてくる展開がうまいです。そして意外な人物たちの活躍が面白いですし、渋みがあります。

  • 推理小説としての展開,どんでん返しなど、様々な技法満載。
    読者を一方に追い込んでおいて、ぐらっと転換する。
    殺意の設計は、犯罪を犯した人が犯罪を設計したのに対して,
    追求する側も、いろいろな事実を積み重ね,殺意がなんだったかを設計する。
    やや暗いのが難点かも。

  • なかなか面白かった。
    いろいろ伏線を張りながら、ジワジワ迫るさまは迫力だし、ミステリーの面白さが満載。

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著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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