急行奥只見殺人事件 (角川文庫 に 4-26)

著者 :
  • KADOKAWA
3.57
  • (1)
  • (2)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 30
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041527269

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ラムネ菓子が印象的だった。
    殺された人の共通の所持品にラムネ菓子がある。

    話のちょうど半分をすぎたところで種明かしがある。
    この作り方,いいなと思いました。

    話はやや暗く,楽しんで読むことはできないが,
    推理小説としての出来はいい方だと思いました。

    鉄道度:4
    推理度:5
    興味:5(特にラムネ菓子)
    登場人物:5(十津川警部の人物像にブレがなければ5にしたい)

    十津川警部愛好家のひいき目かもしれません。

  • 平成9.5.10 23版 480
    只見線は、上越線の小出駅から、会津若松までを走るが、急行「奥只見」は、浦佐から出発し、小出を経て、会津若松まで行く。その浦佐で27歳になる男が殺された。一方、会津若松の鶴ヶ城では、東京で宝石商を営む男の死体が発見された。彼には再婚したばかりの若い美人妻が。また浦佐と会津若松の間の奥只見郷でも、男の水死体が上がった。只見線で何かが起きている!?捜査にのりだした十津川警部の前に、地元警察の厚い壁が…。トレイン・ミステリー。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

西村京太郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×