急行もがみ殺人事件 (角川文庫)

著者 : 西村京太郎

• KADOKAWA (1990年4月30日発売)

作品紹介・あらすじ

十津川の部下の清水刑事が、27歳になって、見合い結婚した。新婦の征子は健康的な物おじしない、しっかりした女性だった。新婚旅行は、東北の鳴子温泉から、最上川下り、さらに日本海の温泉を回るルートを選んだ。その旅行の途中、同じルートをたどる。もう一組の新婚カップルを見かけた。だが、観光の名所、お湯の噴き出るでは、相手の夫が別の女と一緒にいた。その後、征子は何者かに襲われけがをし、急行「もがみ一号」の車内で、問題の女性も殺された。清水から報告を受けた十津川警部も捜査に乗り出したが…。トラベルミステリー。

感想・レビュー・書評

[kaizenさんの感想 · 2012年1月2日]

電車が連結されたり、方向が変わったりと、鉄道ミステリーらしい話。

新婚の刑事が、事件に巻き込まれて行く。

東北地方へ旅行に行く時には、ぜひ読んでおきたい一品。

今では、東北地方も新幹線もでき、時間や運行方法が変わっているだろう。
わざわざ時刻表が載っているところがすごい。

[kooonさんの感想 · 2010年1月9日]

071221

[sky-sea-moonさんの感想 · 2009年2月27日]

平成9.7.10　20版　480
十津川の部下の清水刑事が27歳になって、見合い結婚した。新婦の征子は健康的な物おじしない、しっかりした女性だった。新婚旅行は、東北の鳴子温泉から最上川下り、さらに日本海の温泉を回るルートを選んだ。その旅行の途中、同じルートをたどる、もう一組の新婚カップルを見かけた。だが、観光の名所、お湯の噴き出る＜かんけつ泉＞では、相手の夫が別の女と一緒にいた。その後、征子は何者かに襲われけがをし、急行「もがみ一号」の車内で、問題の女性も殺された!?清水から報告を受けた十津川警部も捜査に乗り出したが…。トラベルミステリー。

著者プロフィール

一九三〇（昭和五）年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」