kaizenさんの感想
2012年7月18日
古い事件の記憶。十津川が警察に入る前。 連続殺人事件。 容疑者が自殺して、事件がうやむやに。 関係者も警察をやめ,その後は白紙に。 元刑事が、小樽に調査に行った後,殺される。 元刑事の娘が、小樽に調べに行くと,現地でまた死者が。 執念の調査が始まり,十津川警部も調査を始める。 政治家と暴力団が関係しているらしい。
西村京太郎 一九三〇年東京生まれ。六三年オール讀物推理小説新人賞「歪んだ朝」で推理作家としてデビュー、六五年『天使の傷痕』で第一一回江戸川乱歩賞を受賞。八一年『終着駅殺人事件』で第三四回日本推理作家協会賞を、二〇〇四年にはミステリー小説界での多大な功績が称えられ、第八回日本ミステリー文学大賞を、一〇年には長谷川伸賞を、一九年には「十津川警部」シリーズで第四回吉川英治文庫賞を受賞する。二〇二二年三月没。 「2022年 『京都感情案内(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」