夜が待っている (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041527528

作品紹介・あらすじ

「彼女を殺したやつが誰だろうと、必ずこの手で殺してやる」-殺された恋人の復讐を誓う男の非情さを描いたハードボイルド・タッチの表題作「夜が待っている」をはじめ、日中戦争時の上海を舞台にした詩情漂うスパイ小説「赤いハトが死んだ」、障害者施設の取材を最後に失踪してしまった新聞記者の苦悩を描く社会派推理小説「夜の秘密」など、異彩を放つ、単行本未収録の初期傑作短編を六作収録。

感想・レビュー・書評

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  • 短編6話。いずれもやや暗めの短編集。

    標題(収蔵単行本)
    女をさがせ(誘拐の季節)
    夜が待っている(脅迫者)
    赤いハトが死んだ(脅迫者)
    愛の詩集(歪んだ顔)
    死の予告(歪んだ顔)
    夜の秘密(夜が待っている,薔薇の殺人)

    「赤いハトが死んだ」は暗殺の物語。
    「愛の詩集」は,結末をどきどきしながら読んだが,西村京太郎の美学がわかった作品。

    西村京太郎の根暗なところが出ているかも。
    いじけているわけでもなく、ひがんでいるわけでもない。
    前を向いて旨を張って笑えないだけかもしれない。

    根暗な人にはお進め。より暗くなることがないところが西村京太郎の技だろう。

  • (収録作品)女をさがせ/赤いハトが死んだ/夜が待っている/愛の詩集/死の予告/夜の秘密

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著者プロフィール

西村京太郎

一九三〇年東京生まれ。六三年オール讀物推理小説新人賞「歪んだ朝」で推理作家としてデビュー、六五年『天使の傷痕』で第一一回江戸川乱歩賞を受賞。八一年『終着駅殺人事件』で第三四回日本推理作家協会賞を、二〇〇四年にはミステリー小説界での多大な功績が称えられ、第八回日本ミステリー文学大賞を、一〇年には長谷川伸賞を、一九年には「十津川警部」シリーズで第四回吉川英治文庫賞を受賞する。二〇二二年三月没。

「2022年 『京都感情案内(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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