伊勢志摩殺意の旅 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.09
  • (4)
  • (2)
  • (10)
  • (6)
  • (1)
本棚登録 : 64
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041527740

作品紹介・あらすじ

地下鉄車内で男が刺殺された。彼は謎の言葉を残していた。身元は不明だが、派出所で「警察の元締めはどこか」と尋ねていたこと、伊勢名物・赤福餅を持っていたことが判明。十津川は伊勢へ飛ぶ。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 教祖や幹部等の教団関係者が、やけにあっさり逮捕されてて期待外れ。工場の制圧や市内への進撃はもっと詳細が知りたかった。

  • 地下鉄の駅で刺された男が呟いていた言葉。
    そこから、壮大な計画が現れた。

    まさかそんな所に…というのもありますが
    これを現実にされたら恐ろしい事になります。
    現実味がなく、けれどあったら恐ろしい以外
    何事もない話でした。
    ものすごい所ついてる…という感想だけ、です。

  • とある団体が一つの都市を支配しようと試みる。

    左文字の「盗まれた都市」が思い出されるが、
    こっちの方が現実味があって好きかな。
    カルト宗教団体というのがまた怖い。

  • 東京で亡くなった人が,亡くなる前に「セコ」という言葉を発していたという。

    伊勢では,「せこ」は路地という意味だということが後で分かる。

    岐阜羽島にある健康食品の会社の実態が新興宗教らしい。
    伊勢をめぐる,事件。

    十津川警部と新興宗教団体との抗争。

    新興宗教の問題点がややあいまいかもしれない。
    殺人を犯した人がいるのは分かるが,
    教祖が元凶だというのはやや決めつけのような気もする。

    もう少し,丁寧に問題点を説明した方がいいかもしれない。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

西村京太郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×