- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041527757
作品紹介・あらすじ
十津川警部の旧友・原口が雲仙で死体として発見された。彼は生前、何かにひどく怯えていたという。十津川は原口の勤めていた会社・メディアX社に赴く。捜査が進むにつれ、その会社のきな臭い噂が耳に届き。
感想・レビュー・書評
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SF感が強過ぎて、読んでいる間ずっと違和感があった。何だか昔の半端なSF小説を読んでいるような感じ。これはこれで面白さはあるんだけど、十津川警部の名前は使わず、別の作品として書いて欲しかったな。
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SF的な話であり、展開がかなり強引。このシステムの問題点はおそらく誰でもすぐに浮かぶところで、それへの対処法も違和感。実験レベルならまだしも、この時点で防衛省が大量購入するのは無茶だろう。
まあそれならそれでそういう世界観であればいいのだろうけれど、十津川警部を出してしまうと世界観のズレが出てしまう。十津川警部を出さなければ売り物にならないとの判断なのかもしれないが、個人的には違和感の方が大きかった。 -
2022/03/06 29読了
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「十津川警部「告発」」3
著者 西村京太郎
出版 角川文庫
p5より引用
“今日は二月五日だった。冬の雲仙が初めての十津川は、九州の
温泉地だから東京の冬より暖かいだろうと勝手に決め込んでいた
のだが、とんでもないことだった。”
ミステリーの大家である著者による、おなじみの刑事たちが活
躍する長編ミステリー。
十津川警部の友人が行方をくらませた、友人の妻から頼まれ、
二人で友人の訪問先の雲仙へと向かうが…。
上記の引用は、雲仙でタクシーに乗った時の一文。
標高の事を失念していたそうですが、九州は暖かいイメージがあ
るので、多分私も初めて行くときは、この様な失敗をするだろう
と思います。
いつもより話が大掛かりな感じで、新鮮なのではないでしょう
か。
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平成18.10.25 初版 ¥514
十津川警部の旧友、原口が長崎・雲仙で死体として発見された。彼は生前、何かにひどく怯えた様子だったという。捜査が進むうちに、勤務先の音響メーカー・メディアX社に関するきな臭い噂が届く。原口は死の直前、出版社宛にメディアX社の所業を告発する手紙を出していたのだ。真相を探ろうとする十津川の前に立ちはだかる妨害の数々。そして十津川は何者かの手によって拉致されてしまうが……!?十津川警部、最大最悪の危機!