話せばわかるか―糸井重里対談集 (角川文庫 (5908))

著者 : 糸井重里
  • 角川書店 (1984年11月発売)
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  • レビュー :7
  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041538043

話せばわかるか―糸井重里対談集 (角川文庫 (5908))の感想・レビュー・書評

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  • とても面白かった!
    すべての対談が面白かったけど、特に白眉だったのは村松友視。
    自分は、プロレスは見ないけどプロレスという単語に関心があるので、概念として「プロレス」というものを解きほぐしてくれている、ありがたい書物。
    他の対談も全部いい。村上春樹もよいし、タモさんやたけし、谷岡ヤスジに野坂昭如という、サブカルチャーのカタログ的なメンツ。
    ペンギンごはんの前後なので適度な小難しさはあるけど、ほとんど40年前なのに糸井重里の対談者としての特性というか、文体が全然変わらないところもすごいと思った。

  • 090109(a 090214)
    090811(a 090824)

  • 2009/2/16購入

  • 大学時代

  • 「男はこういう場合こうなのだというのを、全部無視することにしたワケ」「すると、楽なんだよね」(P113)
    「もともと、運動は、ある種の抑圧の犠牲になりたくないというところから始まったのに、知らず知らずのうちに犠牲を強いてゆくというパターンになる」(P179)
    「じつは、身障者と正常者の間に上下関係のようなものを感じるから“痛い”んです」(P185)
    「スタンディング・ポジションが見えないのが多いね。企業の側に立ってるならそれはそれで明快だけど、そこに微妙に自分をすべりこませようとするんだよね。足が両側にかかっちゃうと、ワケがわからなくなる」(P202)
    「理想的な小説の書き方があるとしたら、たとえば「僕は階段を6段上って、ドアを開けた……」っていう書き出しで、テーマは「アシカ」。もうそれだけで、あとは文体だけで、500枚なら500枚の小説を書く。構想も思いもなし。これが理想だね」(P203)
    「メッセージをわざと伝えなくても、いわれなくてもわかるものがメッセージじゃないかな」(P220)
    「自分にこだわって出てくる個性なんて、たかが知れてるな」(P221)
    「人間の偉大な思想は紀元前4世紀以前に全部できちゃった」(P256)

  • 対談者に対して徹底的に受けにまわったり、敢えて心にもないことを言って仕掛けてみたり、同調しておいて裏切ったり。
    糸井さんが老獪なプロレスラーのように立ち回り相手の懐に飛び込みその人を引き出す対談集の怪作。

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