話せばわかるか―糸井重里対談集 (角川文庫 (5908))

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本棚登録 : 51
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041538043

感想・レビュー・書評

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  • 【由来】
    ・ほぼ日サイトにこの本からの引用があって興味を持った。

    【期待したもの】
    ・またハッとさせられる文章があるかと。

    【ノート】
    ・半々。慧眼だなあとか面白いやり取りだと思う部分もあれば、やっぱり何か好きになりきれんなと思う部分もある。それにしても本人が気づいてない本人像を本人が感激するほどに、作品で言い当てるってのはすごいことだ。透徹した観察眼というか何というか対象への対峙の仕方と言うか。

    【目次】
    ・栗本慎一郎
    ・村松友視
    ・ビートたけし
    ・井上陽水
    ・タモリ
    ・坂田明
    ・江川卓
    ・矢野顕子
    ・高橋留美子
    ・谷岡ヤスジ
    ・野坂昭如
    ・村上春樹
    ・川崎徹
    ・三浦雅士

  • とても面白かった!
    すべての対談が面白かったけど、特に白眉だったのは村松友視。
    自分は、プロレスは見ないけどプロレスという単語に関心があるので、概念として「プロレス」というものを解きほぐしてくれている、ありがたい書物。
    他の対談も全部いい。村上春樹もよいし、タモさんやたけし、谷岡ヤスジに野坂昭如という、サブカルチャーのカタログ的なメンツ。
    ペンギンごはんの前後なので適度な小難しさはあるけど、ほとんど40年前なのに糸井重里の対談者としての特性というか、文体が全然変わらないところもすごいと思った。

  • 090109(a 090214)
    090811(a 090824)

  • 2009/2/16購入

  • 大学時代

  • 「男はこういう場合こうなのだというのを、全部無視することにしたワケ」「すると、楽なんだよね」(P113)
    「もともと、運動は、ある種の抑圧の犠牲になりたくないというところから始まったのに、知らず知らずのうちに犠牲を強いてゆくというパターンになる」(P179)
    「じつは、身障者と正常者の間に上下関係のようなものを感じるから“痛い”んです」(P185)
    「スタンディング・ポジションが見えないのが多いね。企業の側に立ってるならそれはそれで明快だけど、そこに微妙に自分をすべりこませようとするんだよね。足が両側にかかっちゃうと、ワケがわからなくなる」(P202)
    「理想的な小説の書き方があるとしたら、たとえば「僕は階段を6段上って、ドアを開けた……」っていう書き出しで、テーマは「アシカ」。もうそれだけで、あとは文体だけで、500枚なら500枚の小説を書く。構想も思いもなし。これが理想だね」(P203)
    「メッセージをわざと伝えなくても、いわれなくてもわかるものがメッセージじゃないかな」(P220)
    「自分にこだわって出てくる個性なんて、たかが知れてるな」(P221)
    「人間の偉大な思想は紀元前4世紀以前に全部できちゃった」(P256)

  • 対談者に対して徹底的に受けにまわったり、敢えて心にもないことを言って仕掛けてみたり、同調しておいて裏切ったり。
    糸井さんが老獪なプロレスラーのように立ち回り相手の懐に飛び込みその人を引き出す対談集の怪作。

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著者プロフィール

1948年、群馬生まれ。コピーライター、エッセイスト、ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰。おもな著作に『糸井重里の萬流コピー塾』『ブイヨンの気持ち。』など。

「2015年 『ずっしり、あんこ おいしい文藝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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