スローカーブを、もう一球 (角川文庫 (5962))

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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041540022

感想・レビュー・書評

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  • 46歳と言う若さで亡くなられたことが、残念でなりません。スポーツライターと言う職業の先駆者である山際さんの文章を、もっと読んでみたかったです。

  • 野球の面白さは、チームプレーとその中にある完全な1対1の勝負にある。そして、山際さんの作品の中でも「高校野球」「日本のプロ野球」「大リーグ(ベースボール)」は区別されているように思うし、それぞれ魅力的だ。

  • 「江夏の21球」を収録したノンフィクション作品。
    他にも、様々なスポーツを舞台とした数編を収録。

    帯「スポーツにとりつかれた男たちは、時として、まばゆいばかりの光を放つ一瞬に出会う。それは束の間であるが故に、より純粋な輝きに満ちている--。第八回日本ノンフィクション賞受賞。」

    山際淳司の文章は、全て順接で書かれるから読みやすくて好きです。

  • 表題作ほか、野球以外でもスポーツ選手に焦点をあてたドキュメンタリー複数話収録。
    ドキュメンタリーは皆そうなのだろうが、変に主人公に肩入れしすぎず、感動ものの物語に仕立て上げすぎず、そういうところが読みやすい。

  • 事実は小説より奇なり。
    まさにその通り。
    小説よりドラマチックな事実に心踊りました。

  • 表題作や箕島と星稜の試合なども興味深いが、やはり余りに有名で、NHKのドキュメントも存在する江夏の21球が、最も面白い。

  • スポーツという世界の頂点、ほんの一握りのところで戦っている人たちの直向きな姿勢はきっと、世間一般の人から見れば狂気に映るんだろう……と感じさせられる話もあれば、ある意味諦観、もしくは達観したように割り切って、与えられた才能を上手に使う事でスポーツと向き合う人もいたりして、だからこそ面白いと感じた。
    スポーツを通じて人と、自分と向き合う。だからスポーツが人生を教えてくれるというのは、確かにその通りだなーって。

  • 野球は駆け引きのスポーツ。だから、漫画にあるような「困ったときはど真ん中にストレートをおもいっきり投げれば悔いはないぜ!」というのは、野球のほんの一面。プレーが切れにくいサッカーやバスケなどでは味わえない、一球一打に意味が込められる野球。その醍醐味がわかるノンフィクションの傑作。

  • 江夏の21球に感動。団体競技のなかでの個人対個人の意地の真剣勝負がいい。

  • 江夏の21球,たった一人のオリンピック,スローカーブをもう1球など,味わいのあるスポーツインタビュー集.
    津田さんの話は,「自分との契約」や「金メダルでも取らないと採算とれない」とか,孤高のシングルスカラーならではの考え方です.
    いわゆる”いい話”はひとつもない.その道のプロの話を聞いた,そのままを著者の表現で書いている.
    スカッシュの話,棒高跳びの話,バッティングピッチャーの話,それぞれ面白かった. もっとお元気で長生きされて,いろいろな人の話を聞いてもらえたら良かったのにと思う.

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著者プロフィール

作家。1948年神奈川県生まれ。中央大学法学部卒業後、ライターとして活動。80年「Sports Graphic Number」(文藝春秋)創刊号に掲載された短編ノンフィクション「江夏の21球」で注目を集める。81年同作が収録された『スローカーブを、もう一球』(角川書店)で第8回日本ノンフィクション賞を受賞。NHKのスポーツキャスターとしても活躍。95年5月29日没。著書多数。2017年7月に野球短編だけを集めた傑作選『江夏の21球』が角川新書より刊行。

「2018年 『衣笠祥雄 最後のシーズン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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