- Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041552087
感想・レビュー・書評
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その名のとおりプライベートのエッセイ集。
初めて読んだのはもう十何年前だろうか
久しぶりに読みたくなって古本屋で購入すると
いくつかのエピソードがああ、これはこの本だったのかと思い出す。
シャモニーでのスキー
オリエンタルホテルの朝食
香水、毛皮、ロレックス
ゴージャスなマテリアルに彩られたマダム森の
生活、苦悩、孤独、幸福、ユーモア。
「別れについて」に出てくる夫の台詞「エンジョイ・ユア・チルドレン」は
すべてに於いて当てはまる言葉かも。
「エンジョイ・ユア・ライフ」ということ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
エッセイて著名人でも全く人柄に近付けない人もいるのに、なぜか親近感が湧いてしまう本でした。
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例えば、北京や上海ですごす週末、3、4日の休暇で出かけるミクロネシア、夏のロンドン、冬のスイス…プライベート・エッセイ
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あらすじ;
身辺雑事を記したエッセイでも、森瑤子のそれは、簡単に日常というスケールを超えている。
例えば、北京や上海ですごす週末、3、4日の休暇で出かけるミクロネシア、夏のロンドン、冬のスイス。
宝石もロレックスも手皮も香水も、Tシャツとジーンズレベルの感覚でしかない。
そして、愛も別れも同じ素敵さで語られる。
いつも、女がいて、男がいて、身を焦がす恋がある。
素顔を語る、プライベート・エッセイ。
この本、1986年出版ってことは約20年前に書かれた本なわけだ。エッセイで10年前の話だとかな〜り話題がずれていそうなものだが、この本、古さを感じさせないんだよね。そー言われてみれば、携帯電話とかデジカメとか話しに出てこないかな?って思うぐらい。
感想:森瑤子さんのエッセイ集です。時代を超えて理解できる点もあれば、時代を感じさせる表現もあったりと、森瑤子さんらしさ満載のエッセイ集という感じ。。。
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