- Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041552407
作品紹介・あらすじ
自分を捨てた男からの電話を、何年も電話の前で待ち続ける女。婚礼の前日、出会ったばかりの男と駆け落ちを企てる女。女たちの胸の奥底に渦巻く出口のない想いがえぐり出される。森瑤子の遺した傑作サイコホラー集。
感想・レビュー・書評
-
婚礼の前日、出会ったばかりの男と駆け落ちを企てる女、別れた男からの電話を待ち続ける女など、女たちの胸の奥の出口のない想いを描く短編集。
サイコホラー集というが、森瑤子さんらしくお洒落に仕上がっているし、女性の痛いぐらいのプライドも健在である。
面白かった。
(電子書籍 BookLive)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
kindleunlimitedにて読了。
世にも奇妙な物語になりそうな短編集で、あっという間に読みました。
男女の後味悪い感じの話が多かったけど、本のタイトル通り金曜日の夜って雰囲気で、面白かったです。 -
R3/11/27
-
現実的なストーリーから、超現実的なものまで盛りだくさんな一冊。でも一貫して感じることは、女って怖いなってこと。作者が同じ女性だから書けたのかもしれないが、同じ女性として読んでも圧巻。女って怖い!!
-
怖いねぇ♪
巻頭の「あっ」は、世にも奇妙な物語でありそうな感じ。 -
18年10月 社の本棚より
自分を捨てた男からの電話を、何年も電話の前で待ち続ける女……。サイコホラー集。壁の月など -
子供心に怖い! と実感させられた短編集。すきなのは死相のおはなしと頭が狂っている女のおはなし。