終りの美学 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 75
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041552421

作品紹介・あらすじ

夏が、終ろうとしていた。-デビュー作『情事』を、この書き出しではじめた著者は、様々な"終り"のなかに、男と女、人間のドラマを見いだし、創作へと駆り立てられつづけた作家でもあった。愛する家族のこと、気のおけない友と過ごした時間、創作への情熱、新鮮な驚きと刺激を与えてくれた旅の話…。人生の様々な"終り"のなかで、寂寥感とともに、作家の胸に去来する人、言葉、風景-。はからずも、本書(単行本)刊行直後に、惜しまれつつ急逝した著者の、エピローグを飾る名エッセー集、待望の文庫化。

感想・レビュー・書評

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  • 一人で行動するのが様になる女、森瑶子さんってそんなイメージです。旅先でのこと、アシスタントのいる生活のことなど綴られています。

  • 森瑤子さん最後のエッセイ。子供女の子3人とイギリス人の夫を持つ作家。夜遊び、酒、海外旅行が好きで、バンクーバーの島ガルフ・アイランドの1つに別荘を持つ。自由奔放な人だが、憎めないと思った。風と共に去りぬが好きで、続編は自分が書きたかったらしい。不可能になった時点で、翻訳をかってでたという。

  • 高校の国語の女性の先生は、聡明でさばさばしていて、ご自身の職業をとても愛していて、仕事を楽しんでいた。だから、国語が大嫌いな私も先生の話は好きだった。
    その先生が、1コマに1冊ずつ、小説の紹介をしてくれた。そのなかに森瑤子の1冊があった。タイトルは忘れてしまったけれど、森瑤子のかっこいいオンナ像だけが私のなかに残っている。
    この本にも自身の実話が多数入っている。セレブってこういう感じなのね、って、ちょっとひくけど(笑)
    そしてなによりも一番最後の書評が衝撃的です。森瑤子を知っている人が語ったほんとうの森瑤子が。

  • 先日飯田橋のブックオフに立ち寄りましたら105円コーナーに森さんの作品がずらりと並んでいました。
    飯田橋ってそういうエリアみたい。
    久しぶりに手に取って読みました。
    女は遊べなきゃだめなんですって!
    しかも一人で!

    生前最後の本となったこのエッセイ集。
    ずっと最期まで看取られた森瑶子事務所の本田さんのあとがきがに泣けました。
    森さんって本当に「美学」の人だったのね。

    • lovefigaroさん
      bluemoonさん
      なにかにこだわって生きるって大切ですね。
      そして譲らない強さも。
      bluemoonさん
      なにかにこだわって生きるって大切ですね。
      そして譲らない強さも。
      2009/04/29
  • エッセイにしては、硬い印象を受けたが
    共感できる部分が多々ある。

  • 未読。いつか読む

  • 勉強になりますっ!

  • 一人で悩んで一人で決める、其れが難しい。

  • 森瑤子最後のエッセイ集。

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著者プロフィール

森瑤子(もり ようこ)
1940年11月4日 - 1993年7月6日
静岡県伊東市生まれの小説家。本名、伊藤雅代。
幼い頃からヴァイオリンを習い始め、東京藝術大学器楽科入学。この時フランス文学にのめりこんだうえ、様々な人々と積極的に交流し、卒業後に就職。結婚と育児に追われる。1977年に池田満寿夫が『エーゲ海に捧ぐ』で芥川賞を受賞したことを機に、初の作品『情事』を書き、すばる文学賞を受賞しデビュー。
37歳でデビューしてから52歳で没するまで、小説、エッセイ、翻訳など100冊を超える著作を生んだ。作品の多くがテレビドラマ化されている。代表作に、『スカーレット』『夜ごとの揺り籠、舟、あるいは戦場』など。

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