渚のホテルにて (角川文庫)

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  • 角川書店
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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041552438

作品紹介・あらすじ

浜辺に建つ小さなホテル「鮫鰭亭」に集ったオーナーの夏世と夫の潮、夏世の愛人である料理人の張、潮の先妻・麻子。開放的な逗子の風景と対比させながら、閉ざされた空間で激しく揺れる男と女の心理を鮮烈に描いた恋愛長編の意欲作。緻密に構成された小説の醍醐味、複雑に織られたきわめて演劇的な場面展開、そして洗練されたカット割りによる洒落た映画シナリオの雰囲気が、得も言われぬ合体を示している作品。

感想・レビュー・書評

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  • 大人の恋愛小説と言った感じ。売れない小説家の男と、レストランホテル経営する妻の複雑な結婚生活を物語っている。男は不能(AED)で妻の浮気を見てみぬふりをしている。仕方がないことと思って・・・でも、内心は感情いっぱいでいる。表に出さない分、アルコールへと走ってしまうが・・・。

  • 1987年の作品。
    伊豆のホテルを舞台に、女主人・売れない作家である夫・調理人・夫の元妻が織り成す物語。
    女性の不倫もの。
    結局なんだったのだろう。
    こういうのを面倒くさいと思って読むのは、自分が年をとったからだろうか。
    (図書館)

  • 夏世や麻衣子に然り、美人で自立していて、恋に対して真剣な人がでる小説が大好きだぁ(^O^)/
    そして張のように、冷静に見えて、実は激しく、細マッチョな人も大好き!
    主人公を好きになれる小説は、いい物だと思う。

  • 1987、1992

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著者プロフィール

森瑤子(もり ようこ)
1940年11月4日 - 1993年7月6日
静岡県伊東市生まれの小説家。本名、伊藤雅代。
幼い頃からヴァイオリンを習い始め、東京藝術大学器楽科入学。この時フランス文学にのめりこんだうえ、様々な人々と積極的に交流し、卒業後に就職。結婚と育児に追われる。1977年に池田満寿夫が『エーゲ海に捧ぐ』で芥川賞を受賞したことを機に、初の作品『情事』を書き、すばる文学賞を受賞しデビュー。
37歳でデビューしてから52歳で没するまで、小説、エッセイ、翻訳など100冊を超える著作を生んだ。作品の多くがテレビドラマ化されている。代表作に、『スカーレット』『夜ごとの揺り籠、舟、あるいは戦場』など。

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