あなたに電話 (角川文庫)

  • 角川書店 (2000年1月20日発売)
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本 ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784041552452

感想・レビュー・書評

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  • 電話にまつわる恋愛小説。短編集。すべて失恋で怖い女心が印象的だ。嫉妬や因縁という言葉がどの作品にもあてはまる。読み終えるたび、怖いと感じた。

  • 電話をモチーフとした12編の話。
    どれも面白かった。
    電話での会話を主軸によく12編も書けたものだと感嘆。
    携帯電話がなかった時代、電話の持つ重みを感じる。

  • 携帯電話がないところに時代を感じます。

    様々な男女関係が電話を通してみえるんだけど、
    もっと突飛なパターンもほしかったなー。

  • じっと電話を待つ女、背筋が寒くなる。

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著者プロフィール

森瑤子(もり ようこ)
1940年11月4日 - 1993年7月6日
静岡県伊東市生まれの小説家。本名、伊藤雅代。
幼い頃からヴァイオリンを習い始め、東京藝術大学器楽科入学。この時フランス文学にのめりこんだうえ、様々な人々と積極的に交流し、卒業後に就職。結婚と育児に追われる。1977年に池田満寿夫が『エーゲ海に捧ぐ』で芥川賞を受賞したことを機に、初の作品『情事』を書き、すばる文学賞を受賞しデビュー。
37歳でデビューしてから52歳で没するまで、小説、エッセイ、翻訳など100冊を超える著作を生んだ。作品の多くがテレビドラマ化されている。代表作に、『スカーレット』『夜ごとの揺り籠、舟、あるいは戦場』など。

森瑤子の作品

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