異形の地図 (角川文庫 (5728))

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  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041576014

感想・レビュー・書評

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  • 阿刀田高の短編集。旅と女の思い出を書きながら、そこに怪談風のエピソードを組み入れていく。

    やっぱりこの人は、怪談を書かせると活き活きとしてくるのだけど、本作は中途半端に純文学を狙った作品となっており、オチの切れがすこぶる悪い。

    全体に、文章自体は非常に優れていると思うし、論の運びも悪くないのに、「面白く無いなあ」という消化試合的な作品が並んでしまい、残念。

    「…という不思議な事が起こったけれども、その女の人とはもう会えないのだなあ」みたいな叙情的な幕切れよりも、恐ろしいまま終わればよいのだし、読者もそういう作風を期待してるんじゃないのかなあ。

  • 連作長編。

    阿刀田さんの恋愛もの。これもあまり好みではないけど、やっぱり読んでしまいます。いい表現がいっぱいだから。

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著者プロフィール

阿刀田 高(あとうだ たかし)
1935年東京生まれ。早稲田大学第一文学部フランス文学科に入学し、結核を病む。大学卒業後は国立国会図書館に司書として勤務。『ころし文句』を長崎寛と著し、これがデビュー作となる。兼業しながら著作を刊行していたが、『ブラックユーモア入門』がベストセラーとなり、作家一本に。
1978年『冷蔵庫より愛をこめて』が直木賞候補。1979年『来訪者』で第32回日本推理作家協会賞、1979年『ナポレオン狂』で第81回直木賞、1995年『新トロイア物語』で第29回吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。2003年紫綬褒章を受章。
古典に親しんでいたことから『ギリシア神話を知っていますか』などのエッセイも著名。
2007年から日本ペンクラブ会長。直木賞、新田次郎文学賞、小説すばる新人賞選考委員、講談社『小説現代』のショートショート・コンテスト選考をそれぞれ務める。

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