異形の地図 (角川文庫 緑 576-1)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041576014

感想・レビュー・書評

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  • 阿刀田さん

    こんな怖い話があったんだなー…
    みたいな感じの感想。
    男目線で女ってこういうとこあるよなあみたいな
    ぼんやりサスペンス?

    あんまし集中して読めんかったので
    そのうちもう一度読もうかな!

  • 阿刀田高の短編集。旅と女の思い出を書きながら、そこに怪談風のエピソードを組み入れていく。

    やっぱりこの人は、怪談を書かせると活き活きとしてくるのだけど、本作は中途半端に純文学を狙った作品となっており、オチの切れがすこぶる悪い。

    全体に、文章自体は非常に優れていると思うし、論の運びも悪くないのに、「面白く無いなあ」という消化試合的な作品が並んでしまい、残念。

    「…という不思議な事が起こったけれども、その女の人とはもう会えないのだなあ」みたいな叙情的な幕切れよりも、恐ろしいまま終わればよいのだし、読者もそういう作風を期待してるんじゃないのかなあ。

  • 連作長編。

    阿刀田さんの恋愛もの。これもあまり好みではないけど、やっぱり読んでしまいます。いい表現がいっぱいだから。

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著者プロフィール

作家
1935年、東京生れ。早稲田大学文学部卒。国立国会図書館に勤務しながら執筆活動を続け、78年『冷蔵庫より愛をこめて』でデビュー。79年「来訪者」で日本推理作家協会賞、短編集『ナポレオン狂』で直木賞。95年『新トロイア物語』で吉川英治文学賞。日本ペンクラブ会長や文化庁文化審議会会長、山梨県立図書館長などを歴任。2018年、文化功労者。

「2019年 『私が作家になった理由』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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