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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784041576083
感想・レビュー・書評
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大学院生だった中彦が、アルバイト先で出会った朋子。47都道府県を旅して白地図を塗りつぶしていくのは、自分もすごく興味がわくこと。8年ぶりに東京駅で偶然再会した二人が、結婚に踏み出せない男心と、離婚を決意しきれない女心の間で、友達以上夫婦未満の不思議な関係性の中でぬり絵の旅を続ける悲喜こもごもの展開。中彦にとって初めての大人の恋の相手である朋子は、昔の自分の恋愛を彷彿させた。切ないな~
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訪れた都道府県を塗っていく男女の話。SFでもミステリでも怪談でもない。あえて言うなら、中年官能小説?いや、恋愛小説か。
東京駅で久しぶりに出会った同級生が、そこから不倫関係になっていく。小見出しにある日付がキーになるわけだが、結構そこ、読み飛ばすよね。
また、ストーリーの重要な核となっているのが、ちょっとした豆知識で、その辺は登場人物に語らせている以上、作者のエッセイ的な側面を持つ。森博嗣の小説にも似ているが、あれほど厭味ったらしくも、突っ込まれないようガチガチに守っている感もない。
ただ、本筋においては特に目立った起伏もないので、どうも平坦な印象であり、最後の数章に至っては人に会わなくなってしまう。
全く会わない人から、ひらすら手紙で報告されるというのも、それはそれで面白い話になりそう。そう思ったところで完全に幕切れ。アイデア先行で消化不良。
まあ、暇つぶし程度かな。
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