ぬり絵の旅 (角川文庫)

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  • 角川書店 (1989年10月3日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784041576083

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  • 大学院生だった中彦が、アルバイト先で出会った朋子。47都道府県を旅して白地図を塗りつぶしていくのは、自分もすごく興味がわくこと。8年ぶりに東京駅で偶然再会した二人が、結婚に踏み出せない男心と、離婚を決意しきれない女心の間で、友達以上夫婦未満の不思議な関係性の中でぬり絵の旅を続ける悲喜こもごもの展開。中彦にとって初めての大人の恋の相手である朋子は、昔の自分の恋愛を彷彿させた。切ないな~

  • 訪れた都道府県を塗っていく男女の話。SFでもミステリでも怪談でもない。あえて言うなら、中年官能小説?いや、恋愛小説か。

    東京駅で久しぶりに出会った同級生が、そこから不倫関係になっていく。小見出しにある日付がキーになるわけだが、結構そこ、読み飛ばすよね。

    また、ストーリーの重要な核となっているのが、ちょっとした豆知識で、その辺は登場人物に語らせている以上、作者のエッセイ的な側面を持つ。森博嗣の小説にも似ているが、あれほど厭味ったらしくも、突っ込まれないようガチガチに守っている感もない。

    ただ、本筋においては特に目立った起伏もないので、どうも平坦な印象であり、最後の数章に至っては人に会わなくなってしまう。

    全く会わない人から、ひらすら手紙で報告されるというのも、それはそれで面白い話になりそう。そう思ったところで完全に幕切れ。アイデア先行で消化不良。

    まあ、暇つぶし程度かな。

  • すべての都道府県を制覇する。
    ロマン万歳。

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著者プロフィール

作家
1935年、東京生れ。早稲田大学文学部卒。国立国会図書館に勤務しながら執筆活動を続け、78年『冷蔵庫より愛をこめて』でデビュー。79年「来訪者」で日本推理作家協会賞、短編集『ナポレオン狂』で直木賞。95年『新トロイア物語』で吉川英治文学賞。日本ペンクラブ会長や文化庁文化審議会会長、山梨県立図書館長などを歴任。2018年、文化功労者。

「2019年 『私が作家になった理由』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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