ミステリーのおきて102条 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
3.06
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本棚登録 : 91
感想 : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (386ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041576229

作品紹介・あらすじ

ミステリーの禁じ手とは?知り合いの刑事が指摘した推理小説の盲点とは?推理小説家の最大の悩みや、江戸川乱歩賞を選考する苦労とは?古今東西の書物に通じ、作家としても読み手としても第一級の著者が、豊富な読書歴をもとに小気味良いタッチでミステリーの魅力を紹介する。推理小説の読み手にも書き手にも薦めたい、傑作ミステリーガイド。

感想・レビュー・書評

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  • ショートショートも書けば、普通小説も書く。そしてミステリも書くマルチ作家の手によるミステリ・エッセイ。
    と、こう書くとさぞ面白そうな印象を受けるが―実際この本を購入した動機自体がそれ―、マルチ作家であるが故の広く浅いエッセイになってしまった。
    当方が期待した瀬戸川猛資氏のようなミステリをこよなく愛する人の、また博識ある方からの通常ミステリ評論家達の手で語られる書評とは違った視点からのミステリ論ではなく、実作家のミステリ創作裏話やかの名作に対する感想といった至極一般的な話であった。
    これだけならまだましだったのだが、こともあろうにこれら有名なミステリを読者が既に読んでいるものとして物語の粗筋を紹介し、それも旨味ともいえる核の部分まで露顕させていることにとても腹が立った!!特に『九マイルは遠すぎる』はバラシ過ぎ!!いつか読める時を愉しみにしていた身にしてみれば余計なおせっかい以外何物でもないっ!!
    本書を以って、『ショートショートの広場』シリーズも含め、阿刀田作品とは訣別するつもりだ!!

  • 題名に惹かれて買ったのですが、想像していたものとは少し違いました。
    阿刀田先生のミステリーを書く上での作品に対するルールや想いが綴られているのかと勝手に想像していたのですが、そんな堅苦しいものではなくてミステリーに絡めて普通に些細な事が書かれています。
    それは日常の事だったり、著者の好きな映画だったり。
    簡単に言えばエッセイです。

  • ミステリを題材にしたエッセイ集。
    タイトルからして「ノックスの十戒」みたいなのかと思ったらそんなことはなく、ミステリを絡めつつも気取らない内容だった。
    1つのエッセイが数ページなので布団に寝転がって読むのに丁度よかった。
    阿刀田氏のエッセイはやはり面白いな。

  • ミステリーに関するエッセイ。阿刀田氏の知識量が素晴らしい。過去の名作がいくつも紹介されてて、この本片手に色々探してみたくなった。

  • 作家になられる前は国立国会図書館に勤務し、博学強記で知られる氏が語ったミステリーを題材にしたエッセイ集。

    タイトルにあるように102の小粋なエッセイが目白押しです。



    ミステリーの禁じ手とは?


    知り合いの刑事が指摘する推理小説の盲点とは?


    推理小説家の最大の悩みとは?



    ミステリーに嵌まっている人から、倦厭されている方まで楽しめる事間違いなしの一冊です。


    ミステリーの世界、そっと覗いてみませんか?

  • 特に印象に残りませんから。これといった感想はありませんから。

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著者プロフィール

作家
1935年、東京生れ。早稲田大学文学部卒。国立国会図書館に勤務しながら執筆活動を続け、78年『冷蔵庫より愛をこめて』でデビュー。79年「来訪者」で日本推理作家協会賞、短編集『ナポレオン狂』で直木賞。95年『新トロイア物語』で吉川英治文学賞。日本ペンクラブ会長や文化庁文化審議会会長、山梨県立図書館長などを歴任。2018年、文化功労者。

「2019年 『私が作家になった理由』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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