- KADOKAWA (1985年10月31日発売)
本棚登録 : 1384人
感想 : 121件
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784041579046
作品紹介・あらすじ
モテたいやせたい結婚したい。いつの時代にも変わらない女の欲、そしてヒガミ、ネタミ、ソネミ。口には出せない女の本音を代弁し、読み始めたら止まらないと大絶賛を浴びた、抱腹絶倒のデビューエッセイ集。
感想・レビュー・書評
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すごく売れたエッセイということで教養として読みました。かなり昔に書かれたものなので真新しさとか共感は無かったのですが、その時代のことを知れてそこは興味深かったです。あと有名人への悪口がかなり酷かったので大丈夫か?と思いました。
調べたら後に対談?で謝っていて興醒めしました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ザ•林真理子!昔から面白さやキャラクターは変わらなかったのね。
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1985年発の本
林真理子さんの違う本にこの本で有名になったと、書いてあり気になって読んだ。
とても正直に、本音で語るところが面白い。
しかし著者はすごいバイタリティだなあと感心した。
強く生きようと思う -
潔い!でもそんな中にもねちっこさは全然残ってます。自分のことを卑下しておいて褒められたい気持ちもプンプンのいやらしさ、ただ、そう思われることもわかって書いているんだろうな〜
自分と考えることがだいぶ重なっているな、多分みんな同じぐらい性格悪いと信じたい -
話が面白い、色々な経験をしている方だからこそ書けるものだと思った。
ちょっと羨ましいと思った。 -
1982年に出されたエッセイ
まさにヒガミ、ネタミ、ソネミ。
そして自意識の高さ。
意地の悪さ。あいつ嫌いってことをこんなにハッキリ言っちゃっていいの?てくらい言う。
性に対するあけすけな興味。
成金。お金と名声が好き。
だけど、それを隠すどころか、自分も同じように、人に嫉妬されたい、憎まれるほど妬まれたい、と、そういうモチベーションでいたからこそこうやって仕事で有名になったんだろうな。人との優劣を意識して。
他人がハッキリアイツ嫌いとか、妬みを正直に書いているのを見ると、面白いもんである。スカッとサッパリ。これは80年代でも女の支持を得られただろうな。 -
◆28歳で、この文章力、この物言い。
ズバズバと容赦なく切り込む。ルンルンと人生を闊歩する。その姿に脱帽です。
同じ物書き、同じコピーライターとして、こんなに悔しいことはない。 -
鮮烈なデビュー作。この鮮やかさは稀代のものだとつくづくと味わう。このひとは、ペンで女子を自由にした。女子の内に潜むものをこれでもかとあけっぴろげに、鮮やかに、示してみせた。しかしそれは今現在よくある「女子って実はこうで、こんな風に思ってて、ねえ、そんな私を理解して!認めて!ついでに愛して!」みたいな押しつけがましいものではなく、ささやかだけれどインパクトがあって、本当にチャーミングだ。息がつまるような女子のあり方を大胆不敵に転換してみせた、これは時代が求めたものであるかもしれないのだけれど。圧倒的でめまいがする。林真理子というひとは、昔も今も正直に、ほんとうに正直に書いている。その正直さはどの年代においても胸を打つものがある。
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■参加者の感想をピックアップ■
・発売当初に読んだが、今回再び読もうとは思わなかった。
・著者のデビュー当時は刈り上げ&モヒカン、歯はガタガタ、服装も奇抜な上に決して美人とは言えない風貌で、そんな著者が他人をこき下ろす様が驚きだった。
・マーケティングやコピーライターという裏方の職業にスポットライトが当たり始めた時にデビューだったので、タイミングもよかったのでは。
・今よく社会で取り沙汰される、いわゆる「コンプライアンス」以前の作品という印象。
・(80年代を境にして)今まで寡黙だった日本人が急に色々発言しだしたと覚えている。欲しい物を欲しいと言う風潮に変わっていった頃こういう過激なエッセイを出すことで、女性も己の欲を発言していいというムードをサポートしたと思う。
■読書会後の私的感想■
「同じ作者の文学とエッセイを読み比べてみよう」というテーマで選んだ本書でした。
ただ、あまりにも内容が強烈だったため、話は林真理子本人の話題が中心になりました。
ともすれば下品と取られてしまう内容でも、ここまで突き抜けて書ききってしまえば一種の社会現象となるのは、現代社会にもなにか通じる部分がありますね(昨今の大統領しかり)。
個人的な感想ですが、本の中で描かれる男女の駆け引きは、職業や年齢を今風のものに入れ替えても全く違和感なく、男女のあれこれはハイテク時代の今でも昔と変わらないのだと、妙に納得しました。
■参加人数■
・ 3人
■今月の課題本■
・「ルンルンを買っておうちに帰ろう」(林真理子 著)
■開催日時■
2021年1月 -
時代が全然違う感じがするけど、今に通ずるものもあるかな。私とは価値観が全く違う女性だと思った。「野心のすすめ」の林真理子の方が格好良くて憧れたかも。
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不完全で浅ましい感情さえも愛おしくなっちゃう感じ
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面白かった。読んでて声出して笑った。やっぱり昔の本って現代にはない「それ言っちゃうの!?」という驚きとユーモアがある。読んでると私まで都会の恋愛大好きな女になった気分になってくるから不思議なのよね。
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「私の歴史は、ゴロゴロとこの坂をころげ落ちたり、はいずりあがったりしてきた繰り返しだった」
まさしく、この本の内容、著者の言いたかった事なのかなと思った。初版から40年近く経っているが、原作の著者が少し身近に感じられる。
私は好き。 -
林真理子さんのエッセイ読みやすいと友達から聞いて久しぶりに手に取った一冊。
プライド、妬み、嫉み、もちろん私も心の奥底に持っているはずなんだけど、うーん...なぜかなかなか共感できずでした... -
あはは(笑)
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~「よしこれを集められるだけ集めてみよう」何日ぶりかに私に芽ばえた、非常に建設的な考えだった。「不採用通知のコレクションのために」と考えると、どんなに遠い会社へも明るい気分で行けた。日に日に封書はたまっていく。こうしてみると、大きさもまちまちで青、白とあってとてもきれい。通知の内容も、「貴意にそえず」という高びしゃなものがあるかと思えば、「せっかくおいでいただき、まことに申しわけないのですが…」という長文の、かなり泣かせるものもあった。
「お、今日で二十通になった。あと一歩だな」あの頃の私って、見る人が見たら、かなり不気味な明るさだったかしら。でも自虐もあそこまでいくと、けっこう楽しいもんすよ。~ -
私が持っているのは、奥村靫正さん装丁の、そう、お花畑に座る女の子の絵の表紙の文庫です。
都会に出かけた田舎のネズミのようだ、とご自身のことを語る一節を、まだ都会に出てない田舎のネズミだった私は眩しい気持ちで読みましたっけ。
まえがきで「言葉の女子プロレスラー」になるとおっしゃった真理子さんのその後のご活躍は誰もが知るところですが、既に文豪とお呼びしていいと、積年のファンとして思います。 -
いわゆる痛快エッセイ。1982年当時、女性がこれだけオープンに語るのは新鮮で衝撃だったんだろうなと思う。人の悪口も書いてあるけど、自分の扱いをあくまで三枚目の枠に留めているので嫌味はない。
著者プロフィール
林真理子の作品
