ルンルンを買っておうちに帰ろう (角川文庫)

  • KADOKAWA (1985年10月31日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784041579046

作品紹介・あらすじ

モテたいやせたい結婚したい。いつの時代にも変わらない女の欲、そしてヒガミ、ネタミ、ソネミ。口には出せない女の本音を代弁し、読み始めたら止まらないと大絶賛を浴びた、抱腹絶倒のデビューエッセイ集。

感想・レビュー・書評

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  • すごく売れたエッセイということで教養として読みました。かなり昔に書かれたものなので真新しさとか共感は無かったのですが、その時代のことを知れてそこは興味深かったです。あと有名人への悪口がかなり酷かったので大丈夫か?と思いました。
    調べたら後に対談?で謝っていて興醒めしました。

  • ザ•林真理子!昔から面白さやキャラクターは変わらなかったのね。

  • 1985年発の本
    林真理子さんの違う本にこの本で有名になったと、書いてあり気になって読んだ。

    とても正直に、本音で語るところが面白い。
    しかし著者はすごいバイタリティだなあと感心した。
    強く生きようと思う

  • 潔い!でもそんな中にもねちっこさは全然残ってます。自分のことを卑下しておいて褒められたい気持ちもプンプンのいやらしさ、ただ、そう思われることもわかって書いているんだろうな〜

    自分と考えることがだいぶ重なっているな、多分みんな同じぐらい性格悪いと信じたい

  • 話が面白い、色々な経験をしている方だからこそ書けるものだと思った。
    ちょっと羨ましいと思った。

  • 1982年に出されたエッセイ
    まさにヒガミ、ネタミ、ソネミ。
    そして自意識の高さ。
    意地の悪さ。あいつ嫌いってことをこんなにハッキリ言っちゃっていいの?てくらい言う。
    性に対するあけすけな興味。
    成金。お金と名声が好き。

    だけど、それを隠すどころか、自分も同じように、人に嫉妬されたい、憎まれるほど妬まれたい、と、そういうモチベーションでいたからこそこうやって仕事で有名になったんだろうな。人との優劣を意識して。

    他人がハッキリアイツ嫌いとか、妬みを正直に書いているのを見ると、面白いもんである。スカッとサッパリ。これは80年代でも女の支持を得られただろうな。

  • ◆28歳で、この文章力、この物言い。
    ズバズバと容赦なく切り込む。ルンルンと人生を闊歩する。その姿に脱帽です。

    同じ物書き、同じコピーライターとして、こんなに悔しいことはない。

  • 鮮烈なデビュー作。この鮮やかさは稀代のものだとつくづくと味わう。このひとは、ペンで女子を自由にした。女子の内に潜むものをこれでもかとあけっぴろげに、鮮やかに、示してみせた。しかしそれは今現在よくある「女子って実はこうで、こんな風に思ってて、ねえ、そんな私を理解して!認めて!ついでに愛して!」みたいな押しつけがましいものではなく、ささやかだけれどインパクトがあって、本当にチャーミングだ。息がつまるような女子のあり方を大胆不敵に転換してみせた、これは時代が求めたものであるかもしれないのだけれど。圧倒的でめまいがする。林真理子というひとは、昔も今も正直に、ほんとうに正直に書いている。その正直さはどの年代においても胸を打つものがある。

  • ■参加者の感想をピックアップ■
    ・発売当初に読んだが、今回再び読もうとは思わなかった。
    ・著者のデビュー当時は刈り上げ&モヒカン、歯はガタガタ、服装も奇抜な上に決して美人とは言えない風貌で、そんな著者が他人をこき下ろす様が驚きだった。
    ・マーケティングやコピーライターという裏方の職業にスポットライトが当たり始めた時にデビューだったので、タイミングもよかったのでは。
    ・今よく社会で取り沙汰される、いわゆる「コンプライアンス」以前の作品という印象。
    ・(80年代を境にして)今まで寡黙だった日本人が急に色々発言しだしたと覚えている。欲しい物を欲しいと言う風潮に変わっていった頃こういう過激なエッセイを出すことで、女性も己の欲を発言していいというムードをサポートしたと思う。

    ■読書会後の私的感想■
    「同じ作者の文学とエッセイを読み比べてみよう」というテーマで選んだ本書でした。
    ただ、あまりにも内容が強烈だったため、話は林真理子本人の話題が中心になりました。
    ともすれば下品と取られてしまう内容でも、ここまで突き抜けて書ききってしまえば一種の社会現象となるのは、現代社会にもなにか通じる部分がありますね(昨今の大統領しかり)。
    個人的な感想ですが、本の中で描かれる男女の駆け引きは、職業や年齢を今風のものに入れ替えても全く違和感なく、男女のあれこれはハイテク時代の今でも昔と変わらないのだと、妙に納得しました。

    ■参加人数■
    ・ 3人

    ■今月の課題本■
    ・「ルンルンを買っておうちに帰ろう」(林真理子 著)

    ■開催日時■
    2021年1月

  • 時代が全然違う感じがするけど、今に通ずるものもあるかな。私とは価値観が全く違う女性だと思った。「野心のすすめ」の林真理子の方が格好良くて憧れたかも。

  • 不完全で浅ましい感情さえも愛おしくなっちゃう感じ

  • 面白かった。読んでて声出して笑った。やっぱり昔の本って現代にはない「それ言っちゃうの!?」という驚きとユーモアがある。読んでると私まで都会の恋愛大好きな女になった気分になってくるから不思議なのよね。

  • 「私の歴史は、ゴロゴロとこの坂をころげ落ちたり、はいずりあがったりしてきた繰り返しだった」

    まさしく、この本の内容、著者の言いたかった事なのかなと思った。初版から40年近く経っているが、原作の著者が少し身近に感じられる。
    私は好き。

  • 林真理子さんのエッセイ読みやすいと友達から聞いて久しぶりに手に取った一冊。
    プライド、妬み、嫉み、もちろん私も心の奥底に持っているはずなんだけど、うーん...なぜかなかなか共感できずでした...

  • あはは(笑)

  • ~「よしこれを集められるだけ集めてみよう」何日ぶりかに私に芽ばえた、非常に建設的な考えだった。「不採用通知のコレクションのために」と考えると、どんなに遠い会社へも明るい気分で行けた。日に日に封書はたまっていく。こうしてみると、大きさもまちまちで青、白とあってとてもきれい。通知の内容も、「貴意にそえず」という高びしゃなものがあるかと思えば、「せっかくおいでいただき、まことに申しわけないのですが…」という長文の、かなり泣かせるものもあった。
    「お、今日で二十通になった。あと一歩だな」あの頃の私って、見る人が見たら、かなり不気味な明るさだったかしら。でも自虐もあそこまでいくと、けっこう楽しいもんすよ。~

  • 林真理子さんらしいエッセイでした。

    この本(原作)が出版されたのは、私が中学生の頃のようです。そうすると…かなり刺激的だったのでしょうね。もう40年も前ですから…今読むと、まあ、他にもなんとなくあるかもとも思いますが…。

    解説にもあるように、
    女性の「ヒガミ、ネタミ、ソネミ」…女性の本音を解放した本なんでしょうね。
    やっぱり、すごいな。


    しばらく、林真理子さんの本を読みます。
    ブックオフで4冊買ってきました。
    「ルンルンを買っておうちに帰ろう」が、初の書籍でベストセラーになったとのこと。
    有名どころから押さえておきましょう。

  • 私が持っているのは、奥村靫正さん装丁の、そう、お花畑に座る女の子の絵の表紙の文庫です。
    都会に出かけた田舎のネズミのようだ、とご自身のことを語る一節を、まだ都会に出てない田舎のネズミだった私は眩しい気持ちで読みましたっけ。
    まえがきで「言葉の女子プロレスラー」になるとおっしゃった真理子さんのその後のご活躍は誰もが知るところですが、既に文豪とお呼びしていいと、積年のファンとして思います。

  • いわゆる痛快エッセイ。1982年当時、女性がこれだけオープンに語るのは新鮮で衝撃だったんだろうなと思う。人の悪口も書いてあるけど、自分の扱いをあくまで三枚目の枠に留めているので嫌味はない。

  • 久しぶりに会った友達がくれた。

    不良少女への憧れ。男と何かあると連鎖で男が寄ってくる。色気のある貢がれる女になりたい。ものすごい美少年と仲良くなりたい。都会でお金と余裕のある男からちやほやされたい。自分である程度稼いで綺麗な服着たい。派手な交際がしたい。金と名誉大好き。別世界の男と恋愛したい。外国に住んでモテたい。

    この人の、ナルシストで自意識過剰で負けず嫌いでプライド高くて情緒不安定で目立ちたがりで思い込み激しくて元気でチヤホヤされたくて欲深くて理想が高いけど怠惰な感じ、まさに自分と同じ。
    でもこの人にはなんだかんだ根性あるしハマったらとことんやるとか信じられないくらいの負けず嫌いさがあるし、人に嫉妬されたり悪口言われるのが快感だとまで思えてて強いです。私はそこまで至ってない⋯ 心弱すぎて
    友達と一緒に頑張ろう!ができなくてつねに嫉妬か無関心だ、というのもわかる。他人との比較とか外的要因でしか燃えることないんだよな。

    年上の女友達のように、つねに現在進行形で恋愛しつつロジカルで軽くそれを人に話したり自分の他人に対する嫉妬心やプライドなどを軽くしたり、早くそうなりたい。

    性と食に貪欲な人間はやはり強い。

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著者プロフィール

1954年山梨県生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍する。1982年、エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』を刊行し、ベストセラーとなる。86年『最終便に間に合えば』『京都まで』で「直木賞」を受賞。95年『白蓮れんれん』で「柴田錬三郎賞」、98年『みんなの秘密』で「吉川英治文学賞」、13年『アスクレピオスの愛人』で「島清恋愛文学賞」を受賞する。18年『西郷どん!』がNHK大河ドラマ原作となり、同年「紫綬褒章」を受章する。その他著書に、『葡萄が目にしみる』『不機嫌な果実』『美女入門』『下流の宴』『野心のすすめ』『愉楽にて』『小説8050』『李王家の縁談』『奇跡』等がある。

林真理子の作品

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