紫色の場所 (角川文庫)

著者 :
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本棚登録 : 52
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041579091

作品紹介・あらすじ

このささやかな成功がいつまでも続いて欲しい。自分だけがいつも他人からちやほやされ、一流の仕事を山のように持っていたい-。不安と野心が交錯する売れっ子スタイリスト・見村ヒロミは初めて体験した「浄霊」に興味をもち、除々に新興宗教「久慈尊光教」に深入りしていく。心の平安、生活の安泰を求める現代の著者にとって、神の役割りはなにか。「宗教」と現代人の心の接点を細やかに描き、新境地を切り開いた傑作長編小説。

感想・レビュー・書評

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  • ちょうど、健康食や瞑想や仏教にハマっていて、それを親切心で教えてくれる人がいて、だんだんカタカムナの本まで教えられて読まされてこれはまるで宗教だ。、、って思った。こわくなった。好きなもの食って、親切心で教えてくれる人とも縁を切ってってところで読んだからタイムリー。


    信じる信じないは別だけど、やっとかないとやばいよって思わせること

    この本、なんか宗教なんだけどチャラチャラ参加してる感じがきっと林真理子が実際体験したことなんだろう。

    人の手の平の上で転がされてばかりの人生はイヤだよね。
    いい教えだけちょうだいして、自分らしく自分だけの神を信じて生きていくよ

  • 12/20(火)さらっと読めて嫌いじゃない

  • 再読。
    ラストか中途半端というかあっけないが、面白かった。

    2011.5.5
    再読。
    売れっ子スタイリストが新興宗教にはまっていく話。
    今の幸運がいつまでも続かないだろうという不安、嫉妬、野望等から宗教も流行の一つして、覗き見していく心理。
    でも、心底傾倒するのはなく、勧誘活動はせずに寄付で済ませているところが、真理子流で好き。

  • くだらない小説。これから林真理子の小説を手に取ることはないでしょう。

    主人公に共感できるところはないし、他の登場人物も個性がなくてつまらない(のっぺらぼうみたいで人間性がない)。せっかく「現代人と宗教」という面白げなテーマなのに、テーマが全然掘り下げられてなくて、この小説のテーマが「宗教」である必要がないくらい、背景の木みたいな存在で、「だから何?」って思った。オチもないし、読んだ後に何も残らないのは、エッセイの文章と同じ。
    小説としてストーリーが面白いわけでもないし、表現力はイマイチだし、鋭い感性があるわけでもないし、、、
    なんでこんなつまらない作家が大作家たちと肩を並べて直木賞の選考委員をやってるのか意味不明。

    解説で、糸井さんの「電気と宗教は密接な関係がある」という説だけが面白かった。これがなければ☆はゼロでいい。

  • 少し消化不良気味?解説にある「健康的な欲望」には納得しました。

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著者プロフィール

林 真理子(はやし まりこ)
1954年、山梨県山梨市生まれ。山梨県立日川高等学校を経て、日本大学藝術学部文芸学科を卒業。
コピーライターとして活動後、1982年エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』が、デビュー作ながら話題になる。1986年『最終便に間に合えば』『京都まで』で直木賞を受賞。
現在、直木賞、講談社エッセイ賞、吉川英治文学賞、中央公論文芸賞、毎日出版文化賞の選考委員を務めている。

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