失恋カレンダー (角川文庫 緑 579-13)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041579138

感想・レビュー・書評

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  • オムニバスかな。

  • 2.00

  • 今年3月まで朝日新聞に連載されていた、林真理子さんの『マイストーリー』は本当に面白かったです。
    それで調べたところ、この30年近く前の小説『失恋カレンダー』が、今年2月集英社文庫として発売され、図書館でたくさんの人が予約している。
    私はあっさり古い角川文庫で読んでみました。

    やっぱり「古いなあ」と。
    【何年も前のドラマの再放送】を見ているみたいな。
    だから、それなりに楽しかったのですが。

    こういう小説はエッセイ同様に、新しいものを読むのがbetterなんだなと、あらためて思いました。
    でも新しいときって、予約いっぱいでなかなか読めないんですものー。

    いろいろ思ったけど、11月『ルージュの伝言』
    夫が浮気するから「ママに叱ってもらう」という話。
    ユーミンの名曲ですが、改めて考えてみて、こういうことって実際、あるのだろうか??

    ママ「浮気やめなさい」
    夫「ごめんなさい。もうしないよ。」

    悩み相談やドラマ小説でも聞いたことないし、それはそれで怖いような。

  • 再読。
    大学生の時に初めて読んだ林真理子。
    12人の女の子の恋をめぐる短編集。

    作品中には、バブルの香り漂う部分もあるけれど、年頃の女の子の気持ちを思い出してみたり。
    今も昔も、恋する気持ちに違いはないのかな。

  • 04086

  • 読始:2008,11,9
    読了:2008,11,10


    正直微妙…
    タイトルの通り失恋話が12話、各章は毎月の行事がタイトルになっている(バレンタイン・卒業・エープリルフール・GW・クリスマスツリーetc...)

    失恋とは「恋を失う」こと。つまり、失恋=別れる ではない。
    この12話の中には付き合ってる2人が別れる話もあるが、そうでないものも多く含まれている
    学生・OL様々な女性が抱く理想の恋。それを失うことが失恋。
    そんな風にかかれた一冊

    林真理子さんの作品をこれだけでは判断できないが、他におすすめの作品があったら是非読みたい

    今作に限っては★1.5の★2かな

  • 短編集
    読みやすかったけど
    今読むべき本ではなかった気はする

    内容を総合してしまえば
    女は損な生き物だよ、と思わざるをえない

  • 12ヶ月の失恋物語。

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著者プロフィール

1954年山梨県生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍する。1982年、エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』を刊行し、ベストセラーとなる。86年『最終便に間に合えば』『京都まで』で「直木賞」を受賞。95年『白蓮れんれん』で「柴田錬三郎賞」、98年『みんなの秘密』で「吉川英治文学賞」、13年『アスクレピオスの愛人』で「島清恋愛文学賞」を受賞する。18年『西郷どん!』がNHK大河ドラマ原作となり、同年「紫綬褒章」を受章する。その他著書に、『葡萄が目にしみる』『不機嫌な果実』『美女入門』『下流の宴』『野心のすすめ』『愉楽にて』『小説8050』『李王家の縁談』『奇跡』等がある。

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