ワンス・ア・イヤー―私はいかに傷つき、いかに戦ったか (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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レビュー : 21
  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041579312

感想・レビュー・書評

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  • 23歳から36歳まで、スターの階段を駆け抜けた、ベストセラー作家の自伝的長編小説。

    1年で1章。
    濃い人生、書く事はたくさんあるでしょうが、長々と書いても読む方は飽きてしまう。
    そこを、もう終わり?と思うくらい短く(でも、それがすごくちょうどいい)テンポ良く書き上げる力量も、
    夢中になって読んでるうちは小気味いいけど、ふと我に返ると、自伝的小説なのにそんな出来事や心の内まで暴露しちゃってもいいの??と思う程の内容を書き上げる度胸も、
    本当に素晴らしいと圧倒される1冊でした。

    「野心のススメ」を先に読んでいて、この本を次は読んでみたいと思っていたので満足、どころか、思っていた以上に読めてよかった1冊でした。

    女性が社会に進出してきている今の時代だからこそ、野心に満ちた女性の本は世に出回っていますが、20年以上も前にこんな本を世に出したことがまずすごい。

    それはさておき、一人の女性の物語として読んだとき、仕事も恋も結婚も、上手くいかないことがありつつも、すべてを手に入れた作者の生き様に勇気づけられます。
    勇気づけられ、強く生きられるような気がしてきます。

    そしてやっぱり文才がある林さんの作品、これから他の作品を読んでいくのも楽しみです。

  • 女性が強欲であることは下品であるように見られる。
    たしかに上品さは感じない。
    けれどもこれが強く生きていく上で、必要不可欠なものかもしれない。

  • 自伝的小説だから、なんか透けて色々見えて楽しい。

  • 『私はもうこの男の手の届かないところにいる』

  • 150602*読了

  • 林真理子が書く男女のドロドロはいつもリアル。
    自信家で潔癖なイメージはありましたが、男関係に関しては書いてる小説とは違い保守的な人だと思ってました。ですが、読んでみるとけっこう性にオープン。
    セフレもいるし、この男と寝たいと思うと実行しちゃう人。
    自信家だけど、成功したからこそ書ける自伝(笑)

  • 自伝的小説

  • 80年代に青春を謳歌しつつ、コピーライター&作家への道を進んだ筆者の自叙伝のような本。女性が成功するのがいかに大変かが、バブルな時代の流れと共に描かれている。愛と憎悪を繰り返し、業界人らしい服装や振る舞いをする。野望を持ち続け、それに対する一途な想いが成功への道へとつながる。本人の努力と周りの協力が必要だということか。

  • 再読。
    林真理子さんの自叙伝的小説。23歳から36歳まで。
    年齢ごとに章立てしてあり、相変わらす上手い。

    彼女の功名心、虚栄心、ブランド好きでスノッブや権力のある人たちが好きなところ、80年代的思考。
    わかりやすくて好ましい。

  • 10/28(金)相変わらずの自分礼賛。南美貴子とかと似てる。

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著者プロフィール

林 真理子(はやし まりこ)
1954年、山梨県山梨市生まれ。山梨県立日川高等学校を経て、日本大学藝術学部文芸学科を卒業。
コピーライターとして活動後、1982年エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』が、デビュー作ながら話題になる。1986年『最終便に間に合えば』『京都まで』で直木賞を受賞。
現在、直木賞、講談社エッセイ賞、吉川英治文学賞、中央公論文芸賞、毎日出版文化賞の選考委員を務めている。

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