- Amazon.co.jp ・本 (463ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041579350
感想・レビュー・書評
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再読。
林真理子お得意のバブル時代の物語。
どこかで、ジュリアナか踊るポンポコリンか、時代が合ってなくない?
というのを見たなー。
バブルの寵児と呼ばれた不動産王と結婚し離婚した主人公が
脚本家となり、バブル時代のドラマを書く。
ストーリー自体はかつての夫がスポンサーだった建築家との不倫や
若い俳優にぐいぐい迫られたりのハーレクイン色もあるが(笑)
男の女のいやらしい駆け引きは真理子センセを楽しむ上で欠かせないからな!w
現代の話は、これまた林真理子お得意の、若さを失いつつあるが
まだまだ女、という微妙な立場の恋愛、
色んなものがないまぜになった、生々しい女の感情が出色。
バブルの描写は苦々しく思う人もいるだろうが、
当時私は子供だったが世の中の浮かれ具合の記憶は残ってる、ので
楽しいおとぎ話として読むことができる。
が、郡司氏が青山にビルを建てたの33歳の時だって。
若いよなぁ。私も歳を取りましたw詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
バブルを経験した人にしかわからない雰囲気が書かれていて懐かしかったけれど、経験してなければ感じとるのは難しいんじゃないかなぁ…なんて思った。
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再読。
時代の寵児ともてはやされた不動産王と結婚・離婚した脚本家がバブル時代をドラマに描いていく。
バブルの時代、過去と現在の恋愛、TV業界と盛りだくさん過ぎて、どれもやや中途半端。
視聴率がとれなかった場合の対応等、こうやってドラマが作られていくかという世界は面白い。 -
バブルというのが如何に幻のような時代だったのか、少しは感じとれたような気がする。
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小説の背景が働く女性。子供もいて頑張っている。しかも脚本家というすごく責任のあるハードな仕事。
すごく励まされた。ステキにいてきているな、と思った。
私hあ今すごく弱くなって全部人のせいにしているし、受動的になっている。この主人公はすごく子供が生きがいになっているみたい。
やっぱりそうなんだ、と実感。 -
同じ「バブル時代」をテーマにしたものなら、
『アッコちゃんの時代』(林真理子・著)の方が楽しめるかもしれない。 -
現代とバブル時代が、交差して
なんか中途半端な読み応えだった。 -
【日本中が遊んだ時代を振り返って。】
バブル三部作の中で一番。中堅脚本家の現実など、業界話が加わって単なる色っぽい軽い話で終わっていない。現代とバブル期が交錯する展開に、バブルの馬鹿げた華やかさや儚さが、一層際立ってくる。 -
テレビドラマの裏側がわかっておもしろかった!主人公にどっぷり感情移入して読めました。