聖家族のランチ (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 307
レビュー : 56
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041579428

感想・レビュー・書評

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  • 料理研究家という設定をそう活かすのね。前半の家族の抱える問題ぜんぶまとめて粉砕!って感じのインパクト。力技ですね…
    でも、共通の脅威がなければひとつになれない人間の悲しさ、みたいなのは感じる。

  • 読了:2017.10.26

    初の林真理子作品。明らかに伏線だと分かるキラキラスタートに、この後ドロドロ&家族がバラバラになってくんだろうなと呑気に構えていたら、まさかの展開。

    そして皮肉にもそれが強力な力となり家族が歪んだ形で再生していく。

    (ネタバレ要素:みかちゃんの目線や心情がよかったなぁ。けいじが突き放されるのがかわいそうだった。スプラッタ好きなんでそれも込みで面白かった。)
    作品の中でも異色らしいので次はTHE真理子を読んでみよう。

    教団Xからの聖家族のランチだったので宗教要素が続いたわけだけど。与える側と受け取る側に温度差あるとこが恐怖要素に使われる理由よね。神・宇宙とか不確かな題材でいろんな捉え方があるものを排他的にひとつを信じ抜く。それを周りに訴え始める・強制し始める。拒否はできても否定はできないあたり、武器が弱くて恐怖を感じるのかしら。
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    ◆内容(BOOK データベースより)
    大手都市銀行に勤務する夫のヨーロッパ赴任に伴って、現地で料理を学んだユリ子は、帰国後、美貌の料理研究家として一躍マスコミの脚光を浴びるようになっていた。母のアシスタントを務める長女と、有名進学校に通う高校生の長男をもち、母の美味しい手料理に舌鼓をうちながら会話をはずませていたこの家族に、やがて暗い「影」が忍び寄る。ユリ子と雑誌編集長の不倫、夫が遭遇した金融危機の荒波、長男に手を伸ばすある組織…。家族四人がそれぞれに口にはできない“秘密”を抱えていたのだ。家族の崩壊と再生の困難さを、衝撃のストーリーで描いた傑作長編小説。

  • こんなはなしだったとは。後半あまりにもグロすぎて吐き気。

  • お粗末で何とも感想が浮かばない。無理なテーマで力不足露呈。

  • ダイエットにいい。
    ごはん、欲しくなくなる。


    子供を守りたい。
    って、そういうことなんかな。

    愛がないわけではないけど、
    いちばんではない気がする。

    2015.11

  • 2014.12.15 読了

    表紙が好きで買ったけど、誰にもおすすめできません(^_^)

  • 途中からガラリと流れが変わり 、違和感有り

  • 途中からびっくり仰天な
    気持ちの悪いストーリーにかわります。

  • 気持ち悪すぎて人に勧めることができない。なので星ふたつ。
    でも家族のあり方としては、描き方が極端ではあるけれども、運命共同体だなと思った。
    家族とは運命共同体。
    それでありさえすれば、たとえ狂った方向に行こうが、常識を越えていようがいまいが家族とは繋がっているものなのでしょう。
    …レビューがしづらい。読了感が半端じゃなく悪い。

  • これが噂のカニバリズムってやつですかね。
    途中の解体シーンはこっちが吐きそうでした。ユリ子が静かにまるで家畜を捌くかのような狂気にゾッとしました。
    みんなで力を合わせているようで、実際は完全崩壊に向かって転落しているだけなのが哀しいですね。逃げきれたら良かったのに…って思いました。
    ずっとなんでディナーじゃなくてランチなんだろうと思っていたので、最後はやられたなーと思いました。
    気持ち悪かったけど、こういうテイスト好きです。
    あと角川文庫の装丁も好きです。可愛い。

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著者プロフィール

林 真理子(はやし まりこ)
1954年、山梨県山梨市生まれ。山梨県立日川高等学校を経て、日本大学藝術学部文芸学科を卒業。
コピーライターとして活動後、1982年エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』が、デビュー作ながら話題になる。1986年『最終便に間に合えば』『京都まで』で直木賞を受賞。
現在、直木賞、講談社エッセイ賞、吉川英治文学賞、中央公論文芸賞、毎日出版文化賞の選考委員を務めている。

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