イビサ (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 187
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041586136

作品紹介・あらすじ

精神病院を退院して三日後に出会った男に、贅沢な旅を約束され、パリにやって来たマチコ。やがて男のもとを飛び出した彼女は、背徳的で淫靡な生活に幻惑され、コートダジュール、タンジールへと「自分と向かい合う」ための旅を続ける。姦淫、交霊、殺人、愛…旅の過程で様々な経験をしていくマチコは、「イビサへ」と囁く老婆に従い、また新たな旅へと向かうのだった。人間の存在意義を描ききった、衝撃の破滅的ストーリー。

感想・レビュー・書評

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  • 世界観は嫌いじゃないけど後味が悪い本でした。

  • ちょっと意味不明。
    テレパシーが使える主人公が、フランス、モロッコに旅をする、現実逃避みたいなお話。
    グロくて、エロくて、テレパシー信じないからあまり理解できず…

  • あまり好きではなかったです。
    最後もえ…という感じで。ごめんなさい。

  • この人はこういう書き方しかできないのだろうか?
    全体的に気持ち悪い。なにを言いたくてこのようなストーリーにしたのか、やっぱり理解しがたい。しかも、最後に主人公は幸せになってあることも腹落ちしない。

  • そいえばイビサ島にいった後にこの本を知って興味本位で読んだ。ストーリーの率直な感想は凄まじくカオスで主人公がぶっとんでいて、非日常的な出来事の連続。わかりづらい表現も多々あった。それでもパリの街並みやイビサのPACHAがでてきたりお自分の旅したところが舞台になっているのは凄く情景が目に浮かんでイメージしやすかった。ただ、ひたすらに退廃的なおはなし。

  • 破滅的かつ自滅的なストーリー。
    自分と向かい合う旅。
    とてもピュアな女性、自分をごまかすことができない女性の話だ。
    思考の内容は世俗的で破滅的なのに、自分の感覚の極限にあるものの追求をやめようとしない、自分の神経を削るような思考がても純粋な人のだと思う。

    『イン・ザ・ミソスープ』はまったく入り込めなかったけれど、『イビサ』は文章がすっと頭に入ってきて、パリでの 料理の描写にフレンチが食べたくなり、モロッコの香辛料の匂いに鼻をくすぐられ、砂漠の風に身があおられるような感触を味わった。

    それにしても、こんなことを考え出したら日常生活との折り合いがつけられなくなるのではないだろうか、こんな身を削るようなことを考えながら、村上龍はよく生きてられるなぁ、と心底感心する。生命力のあるひとなのだと思う。

  • 退廃的な混沌とした作品。狂気と混沌に支配された世界観。面白いとは思えず。

  • クローム鍋で水を沸騰させて
    落ち着こう.

  • 女性の強さ

  • 狂気には惚れる。

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著者プロフィール

1952年長崎県生まれ。76年に『限りなく透明に近いブルー』(第75回芥川賞受賞)でデビュー。2003年には、514の職業を紹介した『13歳のハローワーク』が125万部を超えるベストセラーに。財政破綻した近未来日本を舞台にした『半島を出よ』(05年)では野間文芸賞を受賞。10年には『歌うクジラ』(毎日芸術賞)を電子書籍として刊行。 近著に『55歳からのハローライフ』、『オールドテロリスト』などがある。16年に『日本の伝統行事 Japanese Traditional Events』を刊行。

「2018年 『収録を終えて、こんなことを考えた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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