奥の細道失踪事件―2年A組探偵局 (角川文庫)

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感想 : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041602393

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  • 「宗田理」の『奥の細道失踪事件―2年A組探偵局』を読みました。

    中学生の探偵「有季」と助手「貢」の二人が探偵事務所を開設して活躍する「2年A組探偵局」シリーズの第3作。

    本シリーズは初めて読んだのですが、、、
    ライトノベルと呼ばれるジャンルで、主に中高生を対象として描かれた物語なので少し物足りなさを感じましたが、嫌いなジャンルではないので、重たい読み物を読んだあとの気分転換にちょうど良いシリーズかな・・・ と思います。

    -----story-------------
    夏休みに奥の細道を歩く旅に出た高校生五人が1カ月たっても帰って来ない。
    捜索依頼をうけた2年A組探偵局の「有季」と「貢」は、「矢場」にたのみ、テレビで公開捜査をしてもらう。と同時に、彼らが消えた奥の細道へと出かけていくが、そこには同じ罠が待ちうけていた―。
    勇気と機転の速さが売りもののわれらが「2年A組探偵局」は、ドジリながらも、恐怖の難事件を解明していくが…。
    -----------------------

    ≪ちょっとネタバレ≫

    世間から見捨てられた老人たちが人里離れた山村で集団生活を始めるが、生活に退屈した彼らは、遊びの延長で恐ろしい計画を実行する。

    道路を分断し、村の周辺を世間から隔離し、村内に迷路や罠を作り、そこに騙して連れてきた少年たちを放し、密かに行動を監視して楽しむ。
    人間動物園として、、、


    コンセプトは面白い。
    でも、少年たちや老人たちの心境が変わって行く過程がキチンと描かれておらず、何で?と感じる部分が何回かあったり、感頼みと思えるような村の捜索が順調に行ったりと、、、
    中盤以降の展開は、ちょっと甘い感じがしましたね。

    10代前半の頃に出会っていれば楽しめた作品だと思いますが、この年齢で読むと物足りない感じですね。

  • ラッキーマウス事件時に関わった美也の父親の会社員の息子含む5人が失踪。夏休み中の松尾芭蕉の研究に向かったまま帰ってこず、2年A組探偵局に捜査依頼が。
    社会から捨てられた老人たちと共に山にいた彼らは・・・。

  • 夏休みの最中に、高校生5人が行方不明になった。松尾芭蕉の奥の細道を辿る旅をすると告げて出て行った5人。中学生探偵の主人公の元に依頼が訪れ、テレビ局のプロデューサーを頼りに彼らを捜索することになった……。小中生を対象にしているだけあり、内容としては半分程、読み進めれば結末が予測できる。最後に、事件の黒幕から真相が明かされるが結末としてはカタルシスが残留する。本書の登場は1993年。今の日本に於ける問題が本書の最後を示していると感じる。

  • 途中、サバイバルみたいな感じになるシーンがあります。
    わたしはここでの有季ちゃん達の活躍がのちのち生きてきて
    別の話で「あの時あれだけやったんだからできるわよ」
    って言ってる場面が転げ回るほど好きです^^

  • 2年A組探偵局シリーズ。これも中学生が活躍するお話です。主に学校の事件を解決し、ぼくらシリーズの仲間もたまに登場します!また、ぼくらシリーズに彼女たちも登場します!ぼくらシリーズを知ってる人は、深く楽しめます。

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著者プロフィール

1928年東京生まれ。1937年~45年まで愛知県で暮らす。日本大学芸術学部卒業。シナリオ製作、編集者などを経て、1979年作家デビュー。85年に刊行された『ぼくらの七日間戦争』は映画化され、中高生を中心に圧倒的な人気を呼ぶ。主な作品に『ぼくらの七日間戦争』をはじめとする「ぼくら」シリーズ、「2A」シリーズ、「東京キャッツタウン」シリーズ(角川つばさ文庫)など多数。

「2022年 『ぼくらの(超)記念日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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