- 角川書店 (2006年5月25日発売)
本棚登録 : 41人
感想 : 6件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784041602751
作品紹介・あらすじ
そのころ子どもたちの目は輝いていた。泣いたり笑ったり。けんかもした。盗みもした。友情もあった。しかしそれもつかの間、子どもたちは戦争の渦に否応なく呑み込まれていった――。少年の目に映った戦争の姿を描く
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
戦争の渦に巻き込まれながらも、友情や絆を育む子どもたちの姿が描かれた作品は、心に響く感動を呼び起こします。疎開先での自然の中で遊び、かけがえのない親友を得た少年たちは、苛烈な空襲の中で互いを守り合う強...
感想・レビュー・書評
-
序章◆三河湾◆宝島◆めのうの曲玉◆別れの日◆一億総特攻◆少年の日◆終章
著者:宗田理、1928西尾市出身、小説家、日本大学藝術学部映画学科卒詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
戦時中の絆、友情、今では忘れられているもの。この時代の子供たちは、強く、たくましく、そして何よりも心が豊か。今の時代にこそ、読んでもらいたい本。
-
映画化作品。
史実を元に戦下の友情を描いた感動作。
昭和18年,東京から愛知の国民学校へ疎開した少年。
自然の中を駆け回って遊ぶうちにかけがえのない親友ができる。
しかし,戦争はそんな少年たちも巻き込んでいく。
豊川工廠で働いていた彼らは,苛烈な空襲の中,
捨て身の覚悟で互いを守り合う。
本作は現代の不登校の子どもがその話を聞くという形式をとる。
著者自身もあとがきで現代と戦時の子どもを比較して述べている。
彼らの未来には死が待っていたというのに,目は輝いていた。
現代の子どもたちはなぜ目が輝いていないのか。
なぜ不安ばかり口にしているのか。
決して,戦時を生きた人たちが当時を美化しているだけではない。
個人的には,戦後の復興政策にその端緒があると思うが,
過去を論じても仕方ないので,未来を少しでも変えていきたい。 -
宗田理さんといえば、懐かしき「ぼくらの七日間戦争」を書いた作家さん。
「ぼくらの〜」シリーズはものすごくたくさん続いていて、
かなり長い間読んでいました。
この本は「ぼくらの〜」シリーズ以外で初めて手にした宗田さんの本です。
「ぼくらの〜」シリーズもそうなんだけど、
宗田さんの本はのキーワードって“友達”って気がします。
これも、戦時中の苦しい中の子供たちのことを書いています。
読んでて、さすがにグロテスクな表現が出てくるのが辛かったんだけど、
小さな子供たちの大きな友情に涙が出てきました。 -
18年8月
とても良い本に出会いました。子供の目線で見る、家族や、友達や、たくさんの人に囲まれて生きてることの意味など。当たり前に与えられているものがどれだけ、大切なものか気づかされます。
ぜひ読んでほしいです。とてもとても良い本です。
著者プロフィール
宗田理の作品
