本因坊殺人事件 (角川文庫 う 1-2)

著者 :
  • KADOKAWA
3.29
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本棚登録 : 141
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041607022

作品紹介・あらすじ

宮城県鳴子温泉で高村本因坊と若手浦上八段との間で争われた天棋戦。高村はタイトルを失い、翌日、荒雄湖で水死体で発見された。観戦記者・近江と天才棋士・浦上が謎の殺人に挑む。

感想・レビュー・書評

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  • 何度も読んでしまいます。
    よくできたストーリーです。

    ほんの少しの動機でも殺人を犯してしまう。

    人間とは怖い生き物です。

  • なかなか良かった。読み応えのある作品だと思う。
    特に囲碁好きな人にとってはたまらないだろうな。
    結末はしっくりこないが、最後まで飽きさせない作品だと思う。

  • 囲碁については何一つ知識がないのだけれど、考慮時間を暗号とした推理小説だったので難しくはなかったな。
    展開というよりはテンポが良くスイスイ読めるし、背景や人物描写もさすが。
    推理を進めていくうちに真相がどんどんと色濃く確実になってくる。
    つか、結局政治家がらみっていう点がおもしろくなかったなー。政治家は黒い部分が昔からあるんだね。そして市民を巻き込んで殺人までしちゃうっていうのは、本当にありそうとか思っちゃったよ。
    あと、気になったのはラストで、世間的には迷宮入りの事件として片付いたオチになっていて、真相は本人が解っているだけでって、コレってまた事件が起きそうじゃないの?って突っ込みたくなる感じだった。

  • 00.8.26

  • 犯人が分かりやすいけど展開が実に良い

  • 囲碁の世界で繰り広げられる殺人事件。<br>
    犯人との鬼気迫るやり取りが最高。

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著者プロフィール

1934年東京都北区生まれ。1980年に自費出版した『死者の木霊』で衝撃的デビュー。主人公の信濃のコロンボこと竹村警部が活躍する作品に加え、1982年に刊行された『後鳥羽伝説殺人事件』で初登場した浅見光彦を主人公にしたミステリー作品は大ベストセラーに。映像化作品も多数。2018年逝去。

「2022年 『箸墓幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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